無二の友人ユリウスと雨玄は生まれた国同士が戦争を始め望まぬ戦いを強いられる。二人は傷つけ合い、そして命を落とした。二人は最期に思う。「やり直せたら。こんな悲しい結末にはならなかったかもしれない。」と。 　そんな二人を神々が利用するために過去へ逆行させる。 　二人は歩み直す。二度目の人生を。もう二度と失わないために。

「私は何もやっていません、無実です」「僕はただの牢番なので、そんなことを言われても知りません」侯爵令嬢を貶めようとした罪で死刑になるらしい男爵令嬢アンナ。牢番のシュテファンはアンナに同情し、女神から与えられた祝福である「他者を過去へ逆行させる力」を使って、牢の中から一歩も出ることなく彼女の危機を救おうとする。タイムリミットは夜明けまで。上手く行った試しのない不確かな力を濫用した結果、何故だか牢屋の中はメイドや令息令嬢に芸術家の卵や料理人に学者の娘まで入れ替わり続ける。不幸な未来を打破すべく、状況を打開可能な侯爵令嬢への「取り次ぎ」を行おうとする。果たしてシュテファンはアンナを救うことが出来るのか？※時間を操る試行錯誤でヒロインを助けるラブストーリーものです。■誤字報告ありがとうございます！■アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しています ■2024年10月28日 【第12回ネット小説大賞・一次選考通過】ありがとうございます！

※本文には残酷な描写があります。苦手な方はご注意ください。 澄まし顔の駄女神によって選ばれた勇者達は魔王に辿り着く前に敗れ、国は滅びかける。 奇跡に願い世界を過去へ逆行させた王女シャルロッテだが、今度は彼女が勇者に選ばれてしまう。元勇者一行とは異なるメンバーでいざ魔王の元へ。 しかし聡い彼女は気づいていた。どうせこのポンコツ女神が全部悪いのだと。 最後にちょこっと恋愛要素っぽいものがありますが、基本的にはコメディです。

あの夏の日の出来事を─── ───僕は一生、忘れないだろう。

大阪のとある大学生の楠木将樹は自衛隊のイベントに来ていたらいつの間にかそこは昭和十二年の昭和天皇の部屋にいた。自分が過去へ逆行したと知った将樹はあの歴史と日本を変えるために激動の歴史を歩んでいく……。 今回は艦魂出ません。