今は昔、西の大陸の内地に、ふたりの王に治められる国があった。 “昼の王”は血統で継がれし男の王。 “夜の王”は予言の力を持つ女の王。 創世よりこの地には、神の力を持つ聖女が常時ふたり存在するという。 聖女の証は胸に現れる不死鳥の刻印。 夜の王“大聖女”が死ねば、新たに聖痕の浮かびあがる少女が王宮に召され、代替わりを待つ。 聖女はその神聖なる血ゆえに、人間の男と婚姻を結べない。 胸の不死鳥が人の男の熱を感じれば、すぐに飛び去ってしまう──そう言い伝えられている。 しかし此度の世継ぎ聖女、アリアンロッドは美しい王太子に恋をしていた。 結ばれない運命であれ、彼女は王宮で研磨を怠らず過ごしていたが── ある日、王太子に隠し部屋へ呼び出され、ソワソワして出向いたら、「王宮から出ていってもらう」と宣告されてしまった。 彼女は一向に、神の力に目覚めずにいたからだ。 追放先への道中、アリアンロッドは狼藉者に襲われる。 そのピンチを助けてくれたのは、王太子の近衛剣士アンヴァル。 「私、今は役立たずだけど──必ず王宮に帰還するわ！」 彼に向かってその決意を叫んだ瞬間、強く冷たい神風が吹いた。 アリアンロッドはその風に煽られ、≪予言の力？？≫に目覚めるのだが──

世界各地にダンジョンが発生した世界。 底辺探索者の咲乃木葉は不良探索者にダンジョンの隠し部屋で囮にされ、瀕死になってしまう。 しかし、隠し部屋にあった古代のゴーレムのマスターとなり、九死に一生を得る。 自己肯定感激高のチートゴーレムにより育てられて、やがて最強探索者の道を歩む……かもしれない。 これは、薄幸の底辺探索者木葉の物語……ではなく、好き勝手しながらマスターを調きょ……育成していくゴーレムの話。

　ダンジョンで魔道具を探す女発掘人のルピタ・ピエールは、すでに魔道具が探索され尽くされたとされる一号ダンジョンの中に住み、そこで耳を頼りに「隠し部屋」を探し出しては、手つかずの魔道具を見つけ出してそれを売り、食いつないでいた。が、ある時、ある隠し部屋から人型兵器の「アストラガリ」を見つけ出し、それを用いて王都に現れた巨大な竜を倒してしまう。 　ちょうど王位継承を争っていた第一王子のアントニオ、第三王子のニコラスが、この強大な力を持つ人型兵器のアストラガリを唯一操縦できるルピタを取り込もうと躍起になる。そんな中、王位継承にまるで興味を示さない、左右の瞳の色が異なる第二王子のエゼキエルに、隠し部屋から新たな魔道具を見つけ出せる発掘人としての技をかわれ、ダンジョン探索に向かわせられる。 　が、一方でエゼキエルは「百人斬りの王子」の異名を持つ戦場で戦う王子であり、ルピタに命じてアストラガリの強大な力を使い、侵攻する敵の大軍を退かせる。 　左右の瞳の違う「ヘテロクロミア」を持つ者は膨大な魔力を持っているがゆえに、いずれ魔力暴走を起こして死ぬとされる。その運命を持つがゆえにエゼキエルは王位継承を拒んでいるのだが、一方でこの国を変革したいという野望を持っている。 　王位継承をめぐる二人の王子と、運命ゆえに戦場に身を置き、現実を知るがゆえに国を憂う第二王子エゼキエル。そして第二王子に発掘人とアストラガリ使いであるがゆえに振り回され続けるルピタは、謎めいた事件に巻き込まれていく。

第一話だけ是非最後まで読んでください！！ １話だけお願いします！！ 性別問わずに楽しめると思います！！ 大学３年生の書咲(かきざき)は、教授の別荘で書庫整理のアルバイトをしている。 そんなある日、本棚の奥に隠し部屋を見つける。 奥には再び書庫。 しかし、そこに置いてある本はおかしな本。 本と夢、現実が交錯する別荘では不思議なことが起こるのだった。

＊累計163万PV突破！ ユニーク26万人突破！ 有難うございます！ 「どうしてこうなった？」 高難度迷宮『魔王の庭』を擁する城郭都市ラーナルー市、その迷宮に潜っていた主人公ウィルフレド・ハーヴィーがある日、隠し部屋で見つけたのは唯我独尊のインテリジェンスアイテムの腕輪！ その名は「コーゼスト」！ 無理矢理コーゼストに自らの左腕に取り憑かれたウィルフレドだが、それはこれから始まるトラブルのほんの序章に過ぎなかったのだ！ ウィルフレドの意志とは関係なく傍若無人に振る舞うコーゼストに、振り回されるのはウィルフレドだけでなく冒険者ギルドのギルマスも？！ 顔馴染みの美人ギルド職員や、トラブルで知り合ったダークエルフの美女や、無名の迷宮の奥底で押し付けられた自動人形の美少女、伯爵叙爵で知り合った美人騎士の率いる冒険者パーティーも丸ごと仲間にし、コーゼストが勝手に従魔にした魔物達と共に、冒険者としてどんどん成り上がって行くウィルフレド！ しまいには冒険者ギルドのグラマス(♀︎)や女海賊や魚人族の女王や隣国の女性元首、果ては仲間にした魔物娘までもがウィルフレドに猛烈アタック！ 気が付くと国王陛下から辺境伯を賜った上に、出会った女性達８人と遂に結婚までして、正にハーレム状態(笑)！ いつの間にか自動人形の身体を手に入れたコーゼストと共にウィルフレドは、『魔王の庭』で戦った古代魔族の英傑だったリビングアーマーや、果ては「魔王の器」であるホムンクルスまでもを、なし崩しに立ち上げたクランの仲間として今日も今日とて冒険三昧！ でも決める時はしっかり決められる主人公ウィルフレドと手前勝手なコーゼスト、そしていつも賑やかな仲間達のドタバタファンタジーをこれからも御期待ください！

兵庫県N市。兵庫県警捜査一課所属の警部補である神田は、突入した指定暴力団『壁城組』の隠し部屋で、組長の一人娘である壁城　玲華に出会う。身内を逮捕され、身寄りのない彼女と同棲を始めた神田。一時的には平穏が訪れたN市には、しかし、連続殺人事件の魔の手が迫っていた──。

長良川流れる岐阜の地。戦国の梟雄・斎藤道三は、愛娘・濃姫と若き織田信長、そして密かに仕える明智光秀と共に、壮大な「死の偽装」計画を企てた。道三は「泰平の世」を築くため、自らの死を偽り、信長を「天下人」として育成すると決意。岐阜城の隠し部屋を司令塔とし、光秀はその設計と秘密の連絡役を担う。 信長は「うつけ」あるいは「魔王」の仮面を被り、非情な天下人として振る舞うが、その真意を共有する濃姫との間に、世俗を超えた魂の絆を深めていく。光秀は、主君への忠誠、理想への献身、そして濃姫への秘めたる感情との間で葛藤し、「影の組織」を率いて裏から日本を操る。道三の偽装死、家康の妻子の処刑、本能寺の変――これら全ては、道三たちの「影の計画」の一部であり、家康を「天下人」として覚醒させるための試練であった。 信長と光秀は本能寺の変でそれぞれの死を偽装し、岐阜城の隠し部屋で道三と共に「影の天下人」として日本を導く。彼らが目指したのは、武士が支配する社会ではなく、経済と技術革新が奨励される「商人の世」であった。その実現のため、情報操作、財政支配、そして西洋文化の導入を進める。 秀吉と家康は真意を知らぬまま表舞台で天下を争い、築き上げていくが、その影には常に道三たちの存在があった。大坂の陣は家康への最後の試練であり、茶々の死は泰平の世を築くための尊い「愛の犠牲」となる。関ヶ原の戦いの後、家康は光秀から「麒麟の書」を渡され、偽装された歴史の真実と、自身の愛する者たちの犠牲の真の意味を知る。 物語は、現代の岐阜で発見された古い書物によって、時を超え、歴史の裏に隠された愛と犠牲の真実が明かされる。これは、理想の平和を追求するために払われた、壮大な愛の物語である。

１人しかいない調理部に所属しているイルマは放課後になると、調理した料理をピサノ先生のの隠し部屋に持って行くのが日課だ。ある日、イルマ以外の人物がこの部屋を訪れて……。先にイルマとオリヴァーの話を読んで頂けたら内容も分かりやすいです。ヨハン目線のお話です。

この物語は——とある公爵夫人の自己開発の記録である。主人公が夫の浮気に腐ることなく、自分のため周りのために前向きに生き続けたら、いつの間にか皇后が誕生していたというお話。 　◇ 主人公のアリアとディカルト公爵家の当主であるルドルフは、政略結婚により結ばれた典型的な貴族の夫婦。それでも5年ぶりに夫が戦地から戻るのを喜んだのだが、ルドルフは敗戦国の平民女性イザベラを連れていて。目すら合わせてもらえないまま、本邸と別邸にわかれた別居生活が始まる。実際のところ愛人なのも教えてもらえないイザベラの存在、次第にアリアは日頃の出来事に違和感を感じるようになって。そしてそんなある日、侍女から語られたイザベラに関する「推測」をきっかけに物語は大きく動き出す。 暗闇しかないトンネルのような現状から抜け出すには、ルドルフと離婚し公爵令嬢に戻るしかないと思っていたアリアだが、その「推測」にひと握りの可能性を見出したのだ。そして公爵邸にいながら手をつくし新しい挑戦に踏み出す。とにかく今あるものを使って、できるだけ頑張ろう！——そんなアリアを待っていたのは、思わぬ新しい人生と想像とは少し異なる幸福であった。公爵夫人の反撃と挑戦の記録をお楽しみください。 ➡️ 登場人物、国名など全て架空の100％フィクションです。 ➡️ 設定ゆるめですが、ご容赦ください。 ➡️ アルファポリスさん、カクヨムさんにも掲載しています。

【注目度ランキング6位・ローファン日間週間共に3位】 【HJ小説大賞二次選考突破】 今日もいつものように仕事から家に帰ってきた佐藤遥斗。 今年から高校１年生になったマジで可愛すぎる妹の紬と他愛のない会話をしていたその時、今までになかった規模の大地震が起こる。 遥斗は仕事で家を離れていることが多く、紬がよく家で１人になってしまって、犯罪の危険を感じたため、街から少し離れた年季の入った家に住んでいたが、それが原因なのか巨大な揺れに耐えきれず崩壊してしまう。２人はなすすべもなく、そのまま意識を失ってしまった。 ──謎の音により意識を取り戻した２人がたどり着いた場所は、見覚えのない部屋。慎重に探索を始めた遥斗。その途中、突然聞こえてきた謎の声が遥斗に隠し部屋だと告げる。 最難関ダンジョンの隠し部屋から始まる、ダンジョンファンタジー！ ※カクヨム様にも掲載しています。

ダンジョンの隠し部屋で目覚めた二人の男女・ラーグとホーコは記憶を失っていた。他人同士であるふたりが眠っている間に世界の抱えていた問題は片付き、平和な時代が知らぬ間に完成していた。 けれど、実際に目にした平和にふたりは疑念を抱く。徐々に蘇るホーコの記憶が疑いをより深くするが、平和をもたらした英雄はホーコのよく知っている人物だった。 *他サイト（アルファポリス）にも投稿しています。

【書籍化決定】2020/11/9レジェンドノベルスから第一巻発売!! 【プロモーションムービー】https://twitter.com/legendnovels/status/1323149816243740672 　冒険者である14歳の少女エミカ・キングモールは、二人の妹を養うためダンジョンで採掘される魔石クズを集めて生計を立てている。最弱とも呼ばれるミニゴブリンに襲われ、かつてけちょんけちょんにされたことがあるエミカは、モンスターを避けダンジョンの安全な地下一階のみで細々と採掘を続けていた。 　しかし、そんなある日のこと。 　エミカはダンジョンの隠し部屋で封印されていた〝暗黒土竜〟と邂逅し、わけもわからぬまま契約を結んでしまう。 　禁魔法――ドグラ・モグラ 　掘るだけでなく戦闘でも強大な必殺技を繰り出す〝暗黒土竜〟のスキル……この力があればたくさん稼いで妹たちに満足な暮らしを与えることが出来るかも！？ 　なんでも掘れる土竜(もぐら)の力で逆転ハッピーライフ！　最強の〝爪〟を手に入れたもぐら少女の冒険が今、幕を開ける！！ ※カクヨムでも掲載中。

番外編です。 ↓本編です。 https://ncode.syosetu.com/n7123hl/

世界のどこかにあるとされている「ビルダーの呪われた洋館」。有名航海士「ビルダー」が親友の建築家「イスメル」に建てさせた。彼が自身の生涯を閉じた最後の場所とされており、その中の隠し部屋には彼の遺体と財宝が安置されているという言い伝えがあった。だがその館を目にしたものは少なくとも今世紀や前世紀にはいないという。一体なぜ隠れて暮らす必要があったのか、彼の人生に何があったのか…

１人しかいない調理部に所属しているイルマは放課後になると、調理した料理をピサノ先生のの隠し部屋に持って行くのが日課だ。ある日、イルマ以外の人物がこの部屋を訪れて……。 初めて読まれる方はイルマサイドから読んでいただく事をお勧めいたします。 ヨハンの親友オリヴァー目線の話となります。

月齢200年の海の子は知らなかった—— 透明な触手に宿る呪いの甘美を 深淵の城で輝く《言葉なき種族の奇跡》が 神々の愛を背負う危うさを 珊瑚が磨いたガラスペンは 隠し部屋の魔導書の頁(ページ)を穿ち 古の魔女が残した《隣人》たちの宴へ誘う 「貴方は蜂蜜酒のように愛される」 トリトンの涙が泉に落ちる夜 異種混合の宿命が螺旋階段を昇り始める—— 光の精霊たちが囁く契約の代償 母が遺した命の砂時計が逆流する時 深海に眠る《月の水瓶》が告げる：「汝は言葉を孕む海月(くらげ)となれ」

教会と隣国の癒着を暴く為、隣国に侵攻した若きワグドゥナード王国国王ライアンは、地下の隠し部屋で白銀の髪を持つ少女と出会う。 幼き頃より命を狙われ、人々の悪意の中で生きてきた彼に初めて他者への愛情が芽生える。覚えのないあたたかい感情に戸惑いつつも、惜しみない愛を与えるライアン。 そして彼の愛情に包まれ、世界を知るシャルルローゼ。 人知れず生きることを強いられていた白銀の少女と血塗られた城を統べる若き死神王。 2人が出会うことで互いの世界に光と愛が満ちる。　 追記∶こちらの続話（夫婦編）を投稿しました。 『白銀の贄姫は死神王に愛され幸せな王女となる』 https://novel18.syosetu.com/n8457kb/ 但し年齢制限がございますのでご注意くださいませ。

世界に広がる数々のダンジョンを攻略し生計を立てる冒険者。その中でもS級と呼ばれるランクになるため、田舎より上京してきた気は優しくて力持ちな少年ドンド。だが彼が女神より授かった加護『斧使い』は、威力は高いが敵に攻撃がまるで当たらず、優しい性格も影響して完全な役立たずと呼ばれてしまう。 それでも何とか冒険者パーティに加入することができたが。A級冒険者になる為の試験当日。一次試験のダンジョンの只中でドンドはパーティから追放されてしまう。彼らは最初からドンドを使い捨てるつもりだったのだ。失意のドンドはダンジョンをさ迷った末に偶然にも隠し部屋を見つけ、そこで謎の少女リーリィと出会う。 だが実は彼女は『悪魔憑き』と呼ばれ封印されていた存在で……！？ 不遇の扱いを受ける主人公と、いわくつきの少女が織り成すダンジョンファンタジー！！

夫の隠し部屋が私の肖像画だらけなのですが、これって…… 愛が重すぎる夫と、それに気づかない異世界転生妻の、勘違い恋愛劇。

主人公のテッドがタイトル通りになった後、失った記憶を探しながら割と無双していくお話です。 ↓番外編になります。 https://ncode.syosetu.com/n6491jp/