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作者:飴月/作品情報/Nコード:N5346GS
連載中 (全12エピソード) |
「あぁあああぁあ!!?! 何で現実にはログインボーナスが無いんだよ!!」
「…………はぁ」
「人生にもログインボーナスがあってもいいんじゃないでしょうか!! 生きてるだけでログインボーナスが貰えるように、そろそろ地球運営にもアプデが入ってもいいんじゃないでしょうか!?」
ふとしたことからそう叫んだゲーマーな主人公、斉藤壱果。すると、そんな叫びを聞いていた隣の席の清楚系ギャルな柊木梨花が、こんな提案を持ちかけてきた。
「あのさ、チカくん。もし、もしだけどさ。私がささやかなログインボーナスをあげたら、毎日ちゃんと登校してくれる?」
なんでも、本当は寂しがり屋で人見知りなのに、SNSでの『クールなカリスマギャル』というイメージから孤立し、唯一の話し相手である壱果に学校を休まれるわけにはいかないらしい。
そして、一緒にゲームをしたり、登校したりしながら日常を過ごす内に2人の距離は近づいていき────
「……今日、めっちゃ寒いよな」
「わかる。急に寒くなったよね〜」
「あー、今日手袋忘れてきたの本当悔しい……」
「ふふ。それなら今日のログインボーナスは、『駅に着くまで、凍えそうなチカくんの手をあっためてあげること』にしよう」
「……うわ。柊木の手、あったか。てか、そーゆーのもありなんだな。ログインボーナス…………」
「そうだよ? ソシャゲでもよくあるでしょ、30分だけクエストで貰える経験値が2倍になるログボとか」
毎日のログインボーナスが、徐々に加速していく。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ほのぼの 男主人公 日常 ハッピーエンド 青春 ラブコメ 高校生 隣の席の清楚系ギャル 寂しがり屋 糖度120% 一途 両片想い 手動ログインボーナス 最終更新日:2021/02/14 16:42 読了時間:約88分(43,844文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 7,004 pt ブックマーク: 1,558件 評価人数: 414 人 評価ポイント: 3,888 pt |
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