中学生の啓太は、学校の帰り道によく友達と怪談話をしていた。その中で、オスのヒヨコの話を聞く。その話に対してぽそっと呟いた友の一言で、啓太はこの話を生涯忘れられなくなった。 ※屠殺に関連する話が出てきます。苦手な方は閲覧をお控ください。 ※『死』に関連するお話が出てきます。物凄く怖い話ではありませんが、メンタルに自信のない方は閲覧をお控えください。

-その男、最強の武闘王【拳豪】なり- 　趣味に明け暮れていたアグレッシブなオタクの高校生　相澤拓（あいざわたく）は、突然転生案内神アルデンに呼び出され、異世界の魔神討伐に駆り出されることに。 　その世界には魔法が無いと言うアルデンから、魔神への対抗策として体術関連のスキルをいくつか授かることに。 「魔神っていうくらいなんだから、魔法くらい使えるのでは？」 　そう思った瞬間にはもう遅かった。蓋を開けてみれば、そこは誰しもが武器を取り、魔法を行使する世界。魔法を使わず、それでいて拳で殴る戦法などを使う者など、拓以外に誰一人として存在していなかった。 　そして、この世界で唯一魔法を全く使えない男は、魔神の脅威から世界を救うために、この世界で最高神と言われているアルデンをぶん殴るために。今日も今日とて仲間と共に魔神討伐の旅を続ける・・・・・