葵月の風に、丘の上の立葵は凛として。青い風の夜空に駆け上がる勇者の星座とともに、咲きゆく夏星の、明日へと向かう光を胸に。

海沿いの捨てられつつある街に、ボクとイツキはふたりで暮らしている。夜になれば女の子の恰好をして街に出て、お金を稼ぐ生活。 かりそめの、けれども楽しい日々。。。 そんなに長く続きません。多分短編になると思います。 BLっぽいけどBLではない、幻想小説風、な感じ？ ある程度できたところからアップしていきます。章わけはありません。

　片手に収まるだけの紙の束の中には、多彩な登場人物と様々な価値観に彩られた無限の世界が広がっていた。 　いろいろな本がある中で異世界小説を一番好きになったのは、過去でも今でも未来の話でもない、全く違う世界がそこにあったからだと思う。 　てのひらの向こう側にある世界には、全ての束縛から開放してくれるような魅力があった。本を読んでいる間、僕は高校生ではなく、主人公たちと共に異世界を歩く旅人になれたのだ。 　数ある小説の中には、僕のようなごく普通の少年少女がそんな異世界へと旅立ってしまう物語がいくつもあった。 ――僕も、異世界に行ってみたい。 　いつの頃からかそんな思いを抱くようになってしまったのは、ごく自然な流れだったのかもしれない。 《本文冒頭より抜粋》 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 異世界転移物語「青い風」より番外編の掌編です。

夏の終わり、風鈴祭りに誘い気持ちを伝える決意をするが…

青空に浮かぶ雲の白さが眩い。

冬空に燃え輝く青い風の星と、寄り添い瞬き合うやさしい光。冬のアルビレオの空に。

気候のおかしさを書いてみました

　 　白い帆に青い風を受けて大海原をゆく船乗りたち――― 　たとえ自らの位置を失っても、未知の大陸を夢見る彼らのようにぼくは座標のない寝台に揺られ、光の消えた星を見上げて思いを巡らせる。既に失ってしまった未来を。そしてあの日のままのあなたに会う未来を。忘れられない夢のように。

湿ったページは捲りにくくて、自分を触っているようだ。中に書いてあることは、まだ、記憶に残っている。はっきりとしていることもある。季節がもっと夏になるまでに、捲れるように、捲れるように、青い風にあたろう。

一人で遊園地にきた小学六年生の彼。ふっと手から離れた一つの風船がきっかけで、全く見知らぬ者同士が集まって、彼の思いをよそに大人たちの協力が始まっていく。

「ごめんね、私が残っちゃって」 【生殖実験】として1つ屋根の下で暮らすことになる少女に声をかけようとしたら先に謝られた。 僕、ジェイミィとその少女アウラはぎこちなく自分たちに与えられたコテージに向かう。 これから【青い風が吹くの星】の長い夜が始まる。 遠い未来、管理された社会。故郷の惑星は多すぎる人口を抱えて疲弊していた。水や食料が不足し始め、移民を視野に入れた政府。 そのままでも人間が生活できる温度と重力と空気を持つ惑星はいくつか見つかったけど、その惑星の土に種を撒くと芽を出し花を咲かせるけれど種は実らず、動物も子孫を残すことができない。 このままでは移民ができないと余裕がない政府はとうとう人間でも生殖実験を開始する。それが「B計画」だった。 母親の小言から逃げ出したくて、18歳で第4次B計画に参加することになったジェイミィの物語。

タカシは２年浪人のチ、やっと大学に入学した。

2年浪人したタカシは合格通知を受け取る。

二年浪人の後、ようやくタカシは進学する。

タカシは精神的にはフラフラの状態で大学に入学した。

2年浪人の地、やっと大学に進学する。

主人公が大学に入り、青春とは何かを思索し、行動していく物語である。 青春文学と言っていい。

青い風の吹く島がある。 これは忘れ去られた、人と神の物語。

顎髭と口髭の長い鬼塚にタカシは驚く。

無料配布した同人誌より転載。 長編異世界転移小説「青い風」を紹介する冊子に書いた短編です。 ※本編についてもこちらに掲載する予定です。