研究所の職員が過労で亡くなってしまった。 国から委託されて異世界素材の研究していた研究所。 政府から労働環境改善を提案され、『国営異世界旅行』に招待された東峰 灯鞠（とうみね ひまり）。 研究員が研究素材のある異世界で、『休み』を謳歌することはできるのか？ 社畜体質の灯鞠がどう立ち回るのか？ 現地のコンダクターと上手くやれるのか？ 行きと帰りを繋ぐゲートはまちまちという。ちゃんとした帰り道を確保する為にも、心正しく過ごす事も求められる試練もある。 何気なく過ごしているのに、社畜体質は抜けず、巻き込まれていく中で、最初にあった精霊は見えそうで見えないホミバード。 隠密や認識阻害のスキルで忍者のような彼らから依頼された仕事は・・・・。 異世界との常識の違いに困惑しながら、自分の気持ちを大切にしていく事を学び、芽生えた恋心、楽しい仲間との旅を経て、異世界でスローライフをする筈が、何故か奮闘してしまうお話。

　その日も会社で残業をしていた、食いしん坊サラリーマン小鞠栄太は、気づくとリンネという幼女に転生していた。 　転生すると、村はすでにゴブリンの襲撃を受けてピンチに！ 　リンネは巨大な土剣を武器に、無双しながら村を脱出する。 　無事に村を出ると、今度はクマさんに遭遇してしまう。 　しかしそのクマさんは小さく、まるでぬいぐるみのような容姿をしていた。 　クマさんに魔法を伝授してもらいながら、徐々に最強の力を身に着けていく幼女リンネ。 　異世界で料理を広めながら、数々の困難に直面していく。　 　 　この物語は、不思議な珍獣クマさんと、転生者で、最強チート幼女のリンネが、グルメも含めて、面白おかしく冒険していく、笑いと涙の物語です。

神社のポスターがきっかけで、夏期合宿に参加することとなった穂鞠柊花。 しかし、何やら思い描いていた楽しいひとときとは少し違うようで……？ 中高生の少年少女は村の言い伝えの一つを聞く。 「坂の下の神巫様には話しかけられてはならない。」 どういう事？何が起きているの？ 神様が作り上げた少しおかしい村での夏の思い出。 とある出会いを境に、楽しいはずの合宿がだんだんおかしくなっていく。 これは、10日間の合宿で繰り広げられる、夏の少し奇妙な物語。 評価、感想は、私も皆さんも楽しく読み書きができる一つの材料になります。 是非、様々な意見をお聞かせください！

　──高校３年生、天文部部長、身長１４０センチのアホ毛ガール「藤崎千鞠」は、新入部員の後輩と仲良くなりたかった。 　しかし、仲良くなる方法がわからなかった。　 　あまりにコミュ障であるがため、支離滅裂で“ 残念”な言動をとってしまうのだ。 　これは彼女が、後輩の男子「炭木青樹」と、コミュニケーションをとったり、とらなかったりする、お話。 　ゆるかったり、ゆるくなかったりする日常が、幕を開けたり、開けなかったりする！ 「あっ……あぁー、──やい、炭木ぃ！　いま、いいかっ！」 「はぁ、どうしました。藤崎さん」 「あのさ、別に変な意味じゃないんだけどさ……」 「はい」 「ちょっと私の脇の下の匂い、嗅いでみないか」 「変な意味しかないだろそれは」 　※あらすじを２回ほど変えましたが、本編の内容は同じです。 　※旧題「残念！　藤崎さんはコミュ障でした。」

私、沢村鞠絵は、長年介護していた母の死から立ち直ろうとした瞬間に通り魔に殺されかけました。 死の間際に話しかけてきたのは異世界からきたという聖銀の竜、ナギ。異世界のほころびを修復する特別な竜でした。 事故でこの世界に飛ばされたナギは傷を負い、元の世界に戻れなくなっていました。ナギは自分のいた世界に戻り二人とも生き延びるためには二人の命を融合させることが必要だと説得してきて、私はナギと融合することで生き延び、二人で生きることになりました。 そして私たちは異世界へ転移。 目覚めた場所にいたのは…さて、これからどうなるでしょう。 「鞠絵ちゃん、歌って」母の最期の言葉を胸に、私は生きていきます。

東西南北の四島からなる島国――山祇国。 穢れを祓う巫女として生まれた陽鞠と、巫女を守る守り手として育った凜。十四歳の春寒に出会った二人は、少しずつ距離を縮めていく。しかし、その裏側では巫女をめぐる策謀が蠢動していた… 急速に近代化が進む時代の荒波に翻弄される、少女と少女の物語。

　終焉戦争。 　突如として始まった戦いは、高度に発展していた科学文明を破滅へと導いた。 　それから数千年。 　遙かなる時を経て、人類は別の文明を構築する。 　高度な科学技術の痕跡が一切見られない、まだまだ発展途上の新文明は、実は、前文明を滅ぼした何者かによって創りだされたものだった。 　その新文明の一国家、ラクドレリス帝国の兵士見習い、ベイル＝アロウナイトは、軍から理不尽に切り捨てられ、命の危機に晒された。 　彼は、太古の遺跡の地下に眠る軍事施設で目を覚まし、そこで出遭った管制ＡＩのＮＥｏＮ（ネオン）に、ある取引を持ちかけられて…… 　　　　　　　　　　　　　　　　　 【補足】 　いわゆる「異世界もの」と似たような中世近世風の世界観ですが、魔法の類は出てきません。 　また、裏設定的な感じですが、現実の世界地理とリンクしています。 　ただ、物語自体は現実の世界地理と関連付けなくても読み進めることができるよう、表現を工夫しています。 　「異世界もの」としてお読みいただいてもよし、現実とリンクした「ＳＦもの（ポストアポカリプスかな？）」としてお読みいただいてもよし、の二段構成となっております。 　ですので、小難しいことは抜きにして、読みたいように読んでいただければ幸いです。

【完全新作　第七章完結！】 　深夜二時。 　違和感に目を覚ますと、ベッドの上に見覚えの無い物が置かれていた。 「スニーカー」「サッカーボール」 「ペンケース」「テニスラケット」 　不可解な現象に困惑する高校生、日高誠。 　そこに現れたのは「魔法使い」水鞠コトリだった。 　少女は猫の様に瞳を光らせ、日高に告げる。 　魔法で引き寄せた物を元に戻せ。失敗すれば……。 　死！？ 　謎のミッションから始まる魔法使いとの奇妙な関係。 　やがて二人は改変された世界に渦巻く陰謀に巻き込まれて行く。 　最弱の能力を持つ少年は少女を救う事が出来るのか。 　これは「引き寄せる魔法」と運命に抗う魔法使いの物語。 　※現在非公開となっている「引力と猫の魔法使い［プロトタイプ版］」をリメイクしたものです。 　内容は第一章の第四話から大幅に変わります。 　カクヨムさんでも文章を一部修正して投稿しています。 　ストーリーは変わりません。

母の遺言は「私が死んだら一年に一度、家の中の空気を入れ替えて欲しい」だった。 誰もいないはずの実家で感じる熱い視線。おれはそれを気づかないふりをする。

　奈奈と小鞠は付き合ってから１か月経ってないくらい、自分以外の人と仲良くしてるとモヤっとしちゃった話です。 　単品でも読めますが、付き合うまでの過程は『リナリアを君に』『シバザクラは隠して』『ベゴニアを貴方に』にありますのでそちらもよろしくお願いします。 葛葉　小鞠(くずのは　こまり)：陰キャ。帰宅部だけどスクールバスで通っているので部活終了時間までは、大体教室で勉強している。友達が部活休みの時は、その子とだべったりして待つ。 九蘭　来楽々(くらん　くらら)：朱莉紗の友達。部活は演劇部の裏方。出席番号順で真後ろだったのがきっかけ。会話がなくても一緒にだらだらできる関係。 棗　奈奈(なつめ　なな)：陽キャギャル。運動部の助っ人として部活に参加する程度、基本帰宅部。基本誰かと一緒にいることが多いが、放課後は大体一人。小鞠と同じスクールバスで通っている。

『陰キャ女子ってどんな人？』 そう尋ねられたとき、あなたは何を想像するだろうか。 まず初めに思いつくのは、目元まで隠れた前髪や野暮ったいメガネとかだろう。 性格の面で言えば、気味の悪い笑い方やまともに動かさない口などなど…… ひとまず、陰キャと呼ばれる人たちは、こういった人たちである。 そして、少し前までの私は、陰キャと呼ばれる女子だった。 そう、過去形である。 春休みのあいだ、自分磨きに全力を出した結果…… 気が付けば私は、陰キャを脱して美少女になっていた！ しかしこれはまだ自称、本物かどうか証明するためにはどうすれば…… ここで思いついたのが、 『ナンパ待ち』 である！ こうして私は、ナンパ師が跋扈する聖地行くことに！ あれ、なんか私視線を集めてる？どうして？ そしていつのまにか、ダウナー系金髪ギャルとデート！？ 次回「手越小鞠、ダウナー系金髪ギャルとお付き合いを始める」 ラブコメスタンバイ！

夏の香りと言えば何を連想しますか？

小学生の頃、赤城康太には初恋の人がいた。 けれど、その想いはその子の転校によって突然引き裂かれ、やがて思い出の中に埋もれていった。 あれから数年。 康太は、地元の公立高校へと進学することになる。 そこで出会ったのは、明るく自由奔放な少女・黒澤緋鞠。 誰よりも近くにいてくれる親友・緑川光輝。 そして、どこか影を秘めたクールな同級生・青崎陽菜。 交錯する想いと、すれ違い、そして少しずつ重なっていく心。 これは、過去と向き合いながら”本当の恋”を知っていく、ひとりの少年の青春の物語────

小中高大、に次ぐ、”遠”大学制度、設立。 新規入学者募集中。

こないだ夜に五歳の息子と寝ていたら変な耳鳴りがしたんですよ。足音みたいに近づいてくる耳鳴りがうるさくて、私、子どもを抱きしめてブチギレちゃいました。

ある日、僕はおばあさんに席を譲られた。

エス博士は偶然〝卵の星〟を見つけた。卵型の星で、どうやらただの惑星じゃない。 あれは星なのだろうか？　何かの卵なのだろうか？ エス博士は心惹かれてしまった。

　勇者は魔王を倒すためだけに生きている。 　魔王が生まれるまで命をつなぎ、魔王が生まれるまでただひたすら生きている。 　生きている、だけ。 　食べることも寝ることも、瞬きも呼吸もなく。 　まるで、人形のように。 　魔王を倒せば跡形もなく消えるはずの勇者は、魔王を倒したにもかかわらずいつまで経っても自分が消えないことに気がついた。 　そして、自分の異常さに気がついた。 　一話一話は短めです。

これはあるスマホ修理店で働くスタッフに行ったインタビューの内容である。

姉の死から、二年。 武道館ライブでステージに立ったその日、 双子の姉・千鶴は帰らぬ人となった。 心臓は止まり、時間も止まり、俺の夢も一度、止まった。 だけどーー俺は今、再び立ち上がる。 姉のいた場所へ、俺が辿り着くために。 これは、姉の意志を継ぎ、 アイドルとしての“自分”を見つけていく少年・凪の物語。 アイドルの才能に恵まれながらも、 他人とのユニットを避けていた彼が出会うのは、 姉に憧れ、もがき続ける幼なじみの少女・陽鞠。 「お兄ちゃん、ひまりと……ユニットを組んでくれない？」 それは、姉との記憶を裏切ることか。 それとも、新しい夢を掴むための一歩か。 ——これは、トップアイドルだった姉に挑み、 彼女を越えようとする少年の“再起”の物語。 そしてその先で待つのは、 姉を知る者との対立、仲間との絆、 そして、「千鶴以上のアイドル」としての覚醒ーー。 青春×アイドル×双子の絆。 すべては、武道館の先で、もう一度姉に手を伸ばすために。