[-1-]
作者:柴野いずみ@『公爵閣下』一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞!/作品情報/Nコード:N7527IR
短編 |
「モテたい」
「はぁ」
「自慢じゃないが僕は顔はすっっごくいいはずなのに、頭のいい奴ばかりがモテる。おかしいだろう」
「それはただの嫉妬では?」
私のご主人様、ジークハルト殿下は生粋のアホである。
超絶美形だし優しいし、決して悪い人ではないのだ。ただ、為政者に向かないどころか貴族の名前一つ覚えられない、王族にあるまじきアホなだけで。
複数あった縁談も、顔合わせを行った時点で全て断られてしまって、婚約者がいない。
「よし決めた、僕は知的メガネを目指す!」
「……さようでございますか」
メガネをかけてもアホはアホなままだろうけれど、メイドの私はジークハルト殿下の思いつきに付き合って差し上げる。
知的メガネになんてならなくても、もう充分に素敵なのに――なんて思いながら。
※カクヨムとアルファポリスに重複投稿しています。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: ほのぼの 女主人公 身分差 主従恋愛 メイドと王子 メイド アホ王子 顔のいい王子 アホの子 メガネ ハッピーエンド? 最終更新日:2024/03/29 21:10 読了時間:約16分(8,000文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 302 pt ブックマーク: 14件 評価人数: 32 人 評価ポイント: 274 pt |
[-1-]
検索時間:0.0083551秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。