[-1-]
作者:石化/作品情報/Nコード:N0982FB
完結済 (全5エピソード) |
北海道の屋台骨たる大雪山。その上を永遠と歩いた一人の大学生の四泊五日の縦走記。
本来ならば、とても素晴らしい景色が広がっているはずだった。だが、男を待っていたのは暴風に雨。てひどい山の歓迎だった。2009年7月に8名以上の死者を出したトムラウシで男は死を覚悟する。トムラウシの神様に文章を捧げる約束をしてなんとか切り抜けた。だが、困難はそれだけでは終わらない。恐怖の12時間行動に標識のない山道。一歩間違えたら足を踏み外す釣り尾根を容赦なく吹きすさぶ風。ボロボロになりながらたどり着いた最終日の十勝岳山系で、彼は最高の眺めを目にする。これを見るために歩き続けていたのだと確信するほどの素晴らしさだった。
なぜ人は山に登るのか。そこに山があるからなどという耳障りのいい言葉はきっと正解じゃない。
でも、この記録を読めばその一端がわかるはずだ。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: ノンフィクション 登山 縦走 三人称 淡々と描写したいなあ よく帰ってこれたなあ 風景描写も頑張りたい 紀行文 最終更新日:2018/10/13 18:00 読了時間:約51分(25,113文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 182 pt ブックマーク: 25件 評価人数: 15 人 評価ポイント: 132 pt |
[-1-]
検索時間:0.0035991秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。