【この作品はバンダナ投稿用なので2話止めです】 　２０２X年。 　「ガロ」というカロリー変換エネルギーが普及しつつある日本。 　常日頃からラーメン大盛り油野菜マシマシマシは当たり前。食いに食いを重ねるサラリーマンの大田蜀治＜おおたしょくじ＞。 　ある日、地球侵略の先遣隊としてやってきたキガノイド「Ｋ－ＣＡＬＲＥＯＮ１０００（通称セン）」と呼ばれる侵略者と遭遇してしまった大田だったが、同時に異世界からやってきたワイバーンに殺されかけてしまう。 　その時、ガロの起こした奇跡によってセンと合体してしまったのだ。 　キガノイドは宇宙の果てから「ケーカル（ガロ）」を地球へ送り込み、最終的に成長したエネルギーごと地球を食べる為に侵略にやってくる。 　しかし、地球は異世界からも狙われていて、異世界に「食事」と「ガロ」を奪われないよう大田とセンは利害が一致する。 　ガロノイド「ガロリオン」となった大田は今日も地球を守る為、ドカ食いをするのである。 ＜登場人物紹介＞ ・大田蜀治（おおた　しょくじ） 　普段は気弱な冴えないサラリーマン。１７３ｃｍ、体重１０７キロ。大食い大好き青年。どんなモノでも食べ残さないをモットーに、今日も仕事帰りに食べまくるのだ。 　趣味は大食い系AITube（アイチューバー）であるナデシコ藤田のウォッチング。彼女の紹介した店を大食い仲間と一緒に回るのが、週末のささやかな楽しみである。 ・Ｋ－ＣＡＬＲＥＯＮ（ケーカルドロン）１０００ 　機械生命体キガノイド。その先遣隊の１人。 　本人はエリートだと主張するが、本来のエリートは１００番代まで。たまたまキリが良い番号なので先遣隊に選ばれただけの凡ノイドである。 　基本的に肉体の主導権は大田にあり、普段は大田の内なる声として表層に出ている。ちなみに大田が許可をすれば主導権をセンに移すことも可能である。 ・後藤碧（ごとう　みどり） 　大田と同じ大丸商事ダイコーガイ支店の社員。１歳年上の２４歳。 　いつも失敗ばかりの、支店内で唯一の後輩である大田を気にかけている。 　その正体はAITubeのナデシコ藤田である。彼女はダイコーガイ地区を中心に大盛、デカ盛の店を紹介したり、自身も大食いを楽しんでいる事から大人気のネットアイドルである。

そんなことより、お肉が食べたいの後日話です。そちらを読んでから読まないと、意味が分からないかと……。 本日は渓流釣りに来ています。そして例のバカップルもです。何故来たのかしら？まあ、どうでも良いわね？私はただ魚肉を貪りに来ただけですもの。 魚のお肉も最高ですよね？