【秘密まみれのアリアと、過保護な騎士オスカーの、北方の地の旅物語】 有沙は気付いた瞬間、美しくも仄暗い洋風建築のホールで、眼前の少女へ今にもナイフを振り降ろそうとしていた。しかし少女の美しさに体が固まり、その勢いを止められたのは幸いだった。そして有沙は気付く。これは自分の愛読書『聖国物語』のワンシーンだと。有沙は床に落ちた水溜りを覗いて、自分の現在の姿を知る。 「ひぇ、闇落ち令嬢ナタリア…？」 ならば今にも、目の前の美少女こと聖女救済に、王宮騎士団が現れる筈だ。そしてナタリアはざっくり切られ瀕死に陥る。夢だとしてもそれは嫌だ。こうなれば取る道はひとつ… トンズラさせて頂きます。

辺境伯爵を継いだばかりの僕に婚約者ができた話。 聞いちゃう？聞いてくれる？ ＊＊＊ノリと勢いだけで書いてしまった初投稿作です。覚悟してご覧ください。 2020.5.4 レヴュー頂きました。ありがとうございます。

今でもたまにあるのですが…… 朝、時間がなくてきちんとした食事が摂れずにいた頃に書いて歌った、自分への戒めの歌です。 「外郎売の口上」のような、言葉遊び満載の詩になりました。 メロディは私の脳内のものなので、楽譜はありませんが、 なんとなく、 「か け て た べ よ う」が三連符だ、ということだけ記しておきます。 ※ この詩には、しようもないギャグ要素が含まれている恐れがあります。電車内など、公共の場で読まれる際にはくれぐれもご注意ください。