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作者:秋暁秋季/作品情報/Nコード:N6673IS
短編 |
空腹で目が回る。前に鎮座するのは血の器。
人の理性が叱咤する最中、女の妖艶な声が誑かす。
どうせ貴方は人の身じゃないの。業を積み重ねた貴方は戻れない。
分かっているさ。そんな事。だから卑しくも食らうのさ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
名曲を聞いて閃いた話。
君とっちゃ地獄だろうねぇ。僕にとっちゃ極楽だが。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 空腹で目が回る 豊潤な香り 人の理性 吸血鬼 甘言で誑かす 業を重ねる 血の源泉 酩酊感 食事を終える 下駄の音 洋菓子 目移りしてる 極楽と地獄 最終更新日:2024/03/16 22:22 読了時間:約3分(1,069文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:文月黒/作品情報/Nコード:N7181IC
短編 |
「本日も、ですか」
その日、伯爵付きの従僕より彼の晩餐不参加を告げられると、伯爵夫人ウルスラ・レインバードはピンと伸ばした背筋をそのままに、何の温度も抑揚もない言葉で無表情にただ一言そうですかと答えた。
一人での晩餐は何もこれが初めてではない。
初めてどころか、今月は既に半分も過ぎたというのに、夫とテーブルを共にしたのは片手で数えられる程もない。
就寝時間の違いを理由に寝室に至っては今や別だ。
領地経営が忙しい時期のは知っている。
だから妻であるウルスラも何も言わず、社交活動以外に屋敷の切り盛りや夫不在の間の領地経営の手伝いなど、出来る事に努めてきた。
だが、さすがにこれは良くない傾向である。
ウルスラはいつもよりも短時間で食事を終えると、その場に家令だけでなく給仕の使用人と厨房の主たる料理長を呼び付けて問うた。
「……旦那様のここ一週間のお食事はどのようになっていますか」
笑わない無表情伯爵夫人と夫である伯爵の、わかりにくいほのぼのストーリーです
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: 日常 夫婦 恋愛 ほのぼの 伯爵 伯爵夫人 最終更新日:2023/03/08 12:46 読了時間:約20分(9,820文字) 週別ユニークユーザ: 164人 レビュー数: 1件 総合ポイント: 51,262 pt ブックマーク: 2,891件 評価人数: 5,006 人 評価ポイント: 45,480 pt |
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