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作者:白ネコ扇子/作品情報/Nコード:N3989EZ
連載中 (全87エピソード) |
「お~い! 元気してる~? シェリル~」
白く無機質な病室に横たわり、シェリルは瞼の筋トレに明け暮れる退屈な日々を過ごしていた。
ある事件で重傷を負い入院生活を送っていた警官、シェリル・キア。
もちろん元気なワケない。
そんなある日、同僚の不良警官リシアからリハビリの為とVRゲームに誘われる。
どうやらコンピューター上の世界で自由に健康な体を動かせるらしい。ケガのリハビリと退屈しのぎに、と教えてくれたのだ。
流されるままにゲームの世界へ飛び込んだシェリル。
だが、アホのリシアめ。何のゲームなのか伝え忘れやがった。
結局自分でゲームの情報を調べつつ、シェリルは少しずつ体の感覚を取り戻していった。
ただ、万能魔法職とは名ばかりの器用貧乏職業に就き、成長すれば最強だけどレベル100になるまでは最弱の種族を選んでしまったシェリル。
それは弱い。超弱い。
とはいえ、それでも警官の端くれ。体術は得意だった。
子供の頃からお父さんとキャンプと称してはクマを倒したり、世界中いろんな所に連れていってもらったりしてたから。徒歩で。
そこで戦い方や生き抜く為の心構えを学んだものだ。
ところで最近知ったんだけど、それはキャンプじゃないって本当だろうか。
まぁ、おかげでゲームの世界でも割と殴り合えてると思う。魔法職なんだけどさ。
入院していたせいで鈍っていたけど、やはり戦う事は楽しい。
あと、名前を『ミケ』に打ち間違えてしまった。ネコじゃん。ヤダ。
魔王軍精鋭による王都襲撃を退ける事に成功したミケ。
しかし、リアルでは何者かの圧力により、職を失うかも知れないという危機に瀕していた。
相棒のリシアと共に悪の魔の手を突き止め、クビを回避する為奔走するシェリル。
そんな中、シェリルの下に妹・ミシェルが帰ってきた。
数々の刺客が襲い来るリアルの街で、シェリルは車椅子の体でどう戦うのか。
ジャンル:VRゲーム〔SF〕キーワード: 残酷な描写あり 冒険 近未来 電脳世界 VRMMO 殴り合い 格闘 ゲーム 首折り童女 最終更新日:2024/01/31 20:00 読了時間:約1,293分(646,259文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 536 pt ブックマーク: 146件 評価人数: 30 人 評価ポイント: 244 pt |
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