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作者:青山弥央/作品情報/Nコード:N3499GZ
完結済 (全22エピソード) |
【完結済】
蝉時雨の降りそそぐ真夏日の午後。
伸ばす手は届かなかった。
恋人・遥香(はるか)が飛び降りた瞬間のトラウマに苛まれ、救えなかった、と罪悪感に苦しむ淳一(じゅんいち)は、その記憶から、そして日本から、逃げ出した。
語学留学を口実に、英国の片田舎ケンブリッジでの生活を始める淳一。
そこで出逢ったのは5つの国、7人若者たちだった。
敬虔なクリスチャンであるドイツ人兄弟フェリックス(18)&マーティン(26)。
天真爛漫なスイス人の美少女カリン(20)。
女性恐怖症のホームメイト不細工ニック(23)。
情に厚く淳一の親友となるトルコ人イスラムニスト、エンディ(23)。
内気で心配性のフィンランド人アニカ(18)。
そして、もう一人の日本人留学生、クラスメイトとなる亜衣子(25)。
ケム川でのパンティングや、スコットランドへの小旅行、みんなで自転車を並走させてのサイクリングなど、眩しいほどに笑って泣いてケンカする彼らとの日々に、淳一は心を回復させてゆく。
人間としての成長を求められる中で、淳一はそっと遥香との記憶を紐解いてゆく。
それは、春の風もまだ冷たい札幌の、とある大学のキャンパス。
あの日、幼馴染の遥香(18)と8年ぶりに再会した瞬間から始まった物語。
そして、淳一はもう一度、日本に戻る。
トラウマと向き合うために。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: R15 残酷な描写あり 悲恋 スクールラブ 青春 現代 ほのぼの シリアス 現実恋愛・一般文芸 鬱トラウマ 泣ける 幼馴染 ホームステイ イギリス ネット小説大賞九感想 HJ2021 集英社小説大賞2 最終更新日:2021/05/30 03:31 読了時間:約316分(157,623文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 52 pt ブックマーク: 7件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 38 pt |
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