大企業の御曹司、岩崎大河は初恋を忘れられず、大学生になった今でも幼い少女との思い出を夢に見続けている。そんな、ある日のこと。大河は両親から突然『将来ハニートラップに耐えるために修行しろ』と告げられ、5人の女子大生とシェアハウスをすることになってしまった。 　両親が言うには、なんと5人の中に大河の初恋相手が正体を隠して紛れているらしい。しかし、残り4人はお金目当てで誘惑してくる魔性の女、通称”魔女”だという。 　果たして大河は魔女の誘惑を断ち切り、初恋相手の正体を見破ることができるのだろうか。 　そして、大河と魔女たちはどんな恋模様を描くのだろうか── 　この中に1人メインヒロインがいる。ただし、4人は魔女である。

　下級貴族の次男坊シンは、剣の道に惹かれながらもくすぶる毎日。家には継母と理解のない二人の義姉。 　ある日、魔女を名乗る変な格好のかわいい女の子が現れ、シンに告げる。 「あなたはとっても惨めなので〜、女の子にモテモテになる魅了チートを授けに来ちゃいました〜」 　魅了チートでハーレム？　悪くはないがわかってないな！　必要なのはまず力！　ハーレムはその結果としてついてくるんだ！　力をくれ！ 　……でっ、でも、魔女って災厄をもたらす背教者なんじゃないの⁉︎ 　※この作品は、童話「シンデレラ」のパロディです。 　お読みになる前にキーワードを確認なさることをお勧めします。 拗らせ主人公／不定期亀更新／テンプレ揶揄要素有／【誰得展開】でサクッと終了／一話1,500〜2,000字前後／世界観と主人公の設定上、女性に対しての失礼な表現を含みます。何卒ご注意ください。

その森には魔女が住んでいる。人々は決して森に足を踏み入れない。どうしてか？それは孤独な魔女が魂を喰らうから。 馬に乗った一人の旅人がその村に立ち寄った。女から魔女の話を聞いた旅人は森の中へと入っていった。人々は嘆いた。旅人が魔女の誘惑にやられてしまったと。