これは少年が生きる意味を探す償いの物語。 良介は母と一緒に父へサプライズする、はずだった。 父が不倫している現場を見たあの日から母は変わってしまった。 狂ってしまった母に殺された良介はただ一言、「生まれてきてごめんなさい」と母へ言った。 母が狂ったのは自分のせいだと思っている良介を見かねた、神と名乗るミカという者が一つの提案をした。 過去を振り返ることで少年が見る父の秘密とは？ 母の執着の理由は一体？ 主人公の達観さはどこから？ 記憶を巡り、謎を解く痛快ダークファンタジーをお楽しみくだされば幸いです。 評価等もらえると作者のモチベーションにつながりますので何卒……。