幼き頃からアパートの 隣同士に住むふたりは 昔仲が良かったが あることがきっかけですれ違ってしまう。 それからはずっと挨拶をするだけの 関係だった。 けれど一緒に アパートの敷地内にある畑で 一緒に作業をすることになり ふたりは再び急接近する。 そして実は幼い頃に とある約束をしていて……。 ✩.*˚ 102号室に住む クーデレ王子様攻めの高校一年生 ☆光田 律(ひかりだりつ) トマトの前でひとりごとを呟く由希が気になる。 でも由希と話すとドキドキするし 嫌われていると思っているから避けていた。 表情や気持ちを外に出すのが苦手で スマイルはプレミア。 × 101号室に住む アパートの大家さんの息子 天然健気受けの高校一年生 ☆綿谷 由希(わたやゆき) 昔律にひどいことを言ってしまったから 律に嫌われていると思い込んでいる。 優しすぎて気を使いすぎるから学校は疲れる。 畑いじりや好きな小説が癒し。 トマトには本音を話せる。 「一緒に発芽させようよ」 「これなら、トマトが食べられるね」 マイナス思考のふたりの恋を見守ってくだされば幸いです ＊じれきゅん＊ お読みくださりありがとうございます

主人公は大地主の息子でこの春、親から不動産を受け継いだ若者。 彼が、初めて家賃の滞納に遭遇する。 家賃を滞納しているのは自分が管理人として住んでいるアパートの真上の二階。（自分は101号室に住んでいる）、三ヶ月、黙って滞納されたので早速取り立てに自ら行くと、七月の愛知県のアパートで窓を閉め切りエアコンぶっ壊れた部屋の中、空前絶後の美少女が倒れていた！！

塚本武彦は、家電メーカーの技術者をしていた７４歳になるひとり暮らしの高齢の男性である。榊コーポ１０３号室に住んでいる。ある日、散歩コースになっている公園で紙くずを拾ったのだが、不思議な動きをしたため榊コーポ１０３号室の自分の部屋に持ち帰ることになる。紙くずは、夜、変貌し大きく形を変える。やがて、塚本の散歩に連れて行け、という動きをする。塚本は、リモコンで動く玩具の試作品ということで、散歩に連れて行くことにした。 街の中にペットや鳩を襲う痩せたカラスに見える鳥が出現する。クェェッと鳴き、空気を震わせるその鳥は、次々に鳩や犬や猫のペットを襲う。 榊コーポ１０１号室に住む平田さんの家で飼われているメタボのネコのゴンジロウやピンクの毛並みのネコのレンも襲われる。 この日を予測したかに攻撃的な形になった紙くずは、塚本が命名した「カミクズ」の名のもとにゴンジロウと共に痩せたカラスと壮烈な戦いをすることになった。 突然、カミクズが、塚本の前から消え、塚本は意気消沈する。 そうした中、長野県の諏訪から妹が行方不明だという女性が塚本を訪ねて来る。妹の名前に塚本に記憶があった。 戻って来たカミクズに行方不明になった女性の霊ではないかと塚本は思ったりするのだが、－－。 Ⅱ部 カミクズの立場から書かれている。[私]は、いったい何者なのか。[私]の内部で反響するように聞こえて来る「イクノダ」という男の声や「フクシュウスルノヨ」という女の声に操られるかに[私]は行動する。 ＊小説雑誌に短編を書き、文学の世界では名の知られた出版社より原稿料や印税をもらった経験がある作者（当時のペンネーム非公開）が、再デビューをかけて書いた作品「カミクズ」を大幅に改稿したものである。Ⅱ部は作り過ぎてしまったかも知れない。塚本主人公の部分だけでも十分面白いと本人的には思っている。

　10階建て295戸。ワンフロア30戸。（うち1階はゴミ捨て場等施設の関係で25戸） 　二棟、大と小。切り離され、上から押しつぶされたような『コ』の字型のマンション。 　敷地をぐるっと囲うようにフェンスあり。中央は公園。 　部屋の広さは子持ち夫婦が暮らすに十分。子供が巣立った後は悠々と。 　家賃もお手頃価格。老若男女問わず受け入れる。 　単身。二人。親子三人、四人と居住者の笑顔溢れるみんなの家。 　子供が笑う。主婦たちが笑う。仕事帰りの彼、彼女が灯りを見つけ、ホッと笑顔になる。 　そんな彼らのマンション。 　 　夜中。カツン、カツンと廊下に響くその足音は無意識だが、どこか心の拠りどころ。 　熊を恐れ、声を出しながら山道を行く登山者のよう。 　これも無意識。つい目がいくのはドアの脇の部屋番号。 　――101号室 【アイダショウタ　アイダエツコ　アイダハルト】

神暦１０１６年　４月７日 ここはピースアイランド。人類と異種族が共存する島であり、世界地図の中心から５分の１ほどを占領する巨大な丸形の列島である。その中を方角に沿って分割し、生まれた都市、北火（きたび）の二階建てボロアパート渡鳥荘１０１号室。そこには左こめかみ辺りから背後に向かってカーブした角を上にして眠っている一人の少年がいた。

実家から遠い朝山高校に進学した藤倉遼は一人暮らしを始めた。 そんな遼には小三の頃からの親友がいる。その名前は須藤結衣。ショートカットで活発な印象の女の子だ。 だが、異性である前に二人は親友だった。遼には他に好きな人がいたし、それが誰かを結衣も知っている。 異性には恥ずかしくて言えないような言葉も言い合える。 そんな関係性の二人だった。 その結衣が両親の転勤を期に遼の隣の部屋で一人暮らしを始める。 生活力が高いとは言えない二人は助け合いながら暮らしていく。 すると二人で過ごす時間は増えていって。 不思議と結衣は遼のことを意識し始める。 今までは普通にしていたことが今になってはちょっと恥ずかしい。 でもそんなこと今更遼には言えない。 「なんで藤くんは平気そうなの！？」 異性の前に親友。でもやっぱり異性だと気付いた二人の一途なラブコメ。

ブラックバイトへの潜入を命じられた坂泉誠、通称マコの日常の一コマ

裏野ハイツの１０１号室に住んでいる男は、誰かを監禁しているかもしれない……。 小学校生活最後の夏休みを迎えた航（わたる）は、何か変わった事をやろうという友達の提案で、噂の真相調査を行うことになってしまう。 そこで航が見たものとは……。

１０１号室からは、毎週金曜にはカレー香りが漂ってくる。 ５０歳になる彼が裏野ハイツに住んでから１０度目の梅雨が終わろうとしていた。 夏の夜の少し切ない”怪談”です。

裏野ハイツ １０１号室 住人 佐野 弘 … ５０歳 … 主人公 佐野 弘 の 「お母さん」とは…

電車に揺られ帰宅する50歳代男性がスマートフォンに入れてある1枚の画像とともに過去を想う。 裏野ハイツ101号室で若かった頃の男性が1匹の猫を傷つけたことで始まる同居人との話。 彼は今でも幸せです。

裏野ハイツの101号室と102号室の間には、まるでそこに空間が存在しているかのような、妙な距離があった。なつのホラー2016参加作品です。

　男はあるテキストを手に入れた。それは『１０１号室』と呼ばれるテキスト。それは男を追い詰めた、そして捕らえ、狂わせた。

20年間かけて作ったマンションに 主人公のミコトは住民を住ませようと 友達探し挑んだ そこに待っている個性豊かな住民(友達) のドタバタモノです

～二人ぼっちの独り言～ ※この作品はピアプロ、暁にも投稿しています。

「鳥野アパート～サエズリ～」に住むねこやん。 人嫌いな彼の物語

普通に会話が成立してしまうくらい隣の１０１号室との間の壁が薄い、そんなアパートに住む男。なんでもない彼の日常に、隣に新しく引っ越してきた女性の音の介入によって、些細な変化が生じる。