これは、人類と能力者が繰り広げる壮大かつ熾烈な戦いを描いた修正戦記。 不良高校生である篠崎蓮は、ある日友人に呼ばれ、廃ビルへと向かうことになった。明らかにおかしい。そう思った時、友人は廃ビルを見上げるように指さして言う。 『あのビルに、能力者がいる』 !!!REVISE THE FINAL SEASON 予告編!!!!!! https://www.youtube.com/watch?v=onuB5AJouLs ◆イメージソング◆ OP『エデンの揺り籃』 →https://www.youtube.com/watch?v=yrwUa-3ELcU ED（オリジナル動画） →https://www.youtube.com/watch?v=_665-HoEqaA

　ゴーギャン、ダリ、ミュシャですらＣ級。 　狂人と化し、芸術を異能にまで高めた芸術家の力が趨勢を極めた現代。 　彼らのことを、人々はルナティックアーティストと呼んだ。 　ナンバー６６５は、ルナティックアーティストの芸術作品を保管、管理する組織に属し、キュレーターという任務についていた。 　ある日、自身をナンバー６６５という名もなき人間にまで貶めた犯人の手がかりを発見する。 　その手がかりを握る重要人物とは、過去にフェイクポップ事件と呼ばれる、未曾有の贋作事件を起こした犯人の娘―――紅という名の少女だった。

　666は、悪魔の数字、獣の数字。ここでは、獣人を示す数字。そして、665。獣人のひとつ前の数字。それは、半端ななりそこないを示す数字。 　この物語は、ハーツと呼ばれる665と最後の契約者が出会ったことで始まる、終わりと始まりの物語。 　※なお、この作品は、作者の作品をリメイク、改善したものです。