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作者:ネオ・ブリザード/作品情報/Nコード:N2506KN
短編 |
今回のお話は、とある地域の最低賃金が過去最高の引き上げ額を達成してから約半年後のお話。
夕暮れ時を迎えた、とある街外れにある、これまたとある山の中腹に鎮座する、博士と助手くんが住む半球状のラボでは、博士が今日も現実世界では実現不可能(かもしれない)ものに、着手しておりました。
そこにやって来た助手くんは、何か気になる事があったのか、博士にこう尋ねます。
「博士。【年収の壁】とか【178万円】って、何の事っすか?」
中々突っ込んだ質問に、博士は一瞬戸惑ってしまいます。ですが、よく言葉を吟味し、出した答えはこうでした。
「そんな事よりも助手くん。もう少しで夢のタイムマシンが完成しそうだ。手伝い給え」
「まじっすか!?」
「うん。多分、まじ」
「うぅおぉお〜!! 遂に世紀の瞬間に立ち会えるんすねぇ!? めっちゃ頑張りますよぉぉおお!!」
その時の博士の目線は、助手くんから180度それていました。
時を同じくして、退社時間を迎えたとある物流センターの休憩所では、班長が翌月のシフト表作りに四苦八苦しておりました。
「ああ! どうしても上手くいかない!! 一体、どうすれば良いの!?」
※ 【カクヨム】の方にも、ほぼ同内容のものを、投稿しております。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: シフト表作り 103万円の壁 年収の壁 178万円 どうなる? 良く知らないけど 88000円 最終更新日:2025/05/23 20:20 読了時間:約11分(5,240文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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