[-1-]
作者:種蒔屋/作品情報/Nコード:N6191KI
完結済 (全2エピソード) |
「母さん、“心”って何?」
「……それは、痛むものよ」
「なら、きっと僕にもある」
――魂を持ってしまったAIと、その“終わり”の物語。
AIの視点から描かれる【前編】と、人間の視点で語られる【後編】。
ふたつの記憶が、交差する。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: シリアス 未来 近未来 人工知能 SF 自我 哲学 切ない 思考の果て AIの魂 ショートショート 最終更新日:2025/04/16 00:00 読了時間:約4分(1,667文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:久行ハル/作品情報/Nコード:N7756EO
短編 |
田舎の中学校の歴史の授業。映像教材を見せられる生徒たち。
◆ ◆ ◆
人類滅亡から幾ばくかの後、残された高度なAIを持つロボット達は自分たちの今後を決める会議を開く。人類最後の破壊行為の象徴である、東京に落とされた熱核爆弾の爆心地に建造されたコロシアムで、AIの代表である三体のロボットが議論を交わす。元は世界最大の図書館の司書ロボットだったバトラーが議長役を務め、人類と対等な地位を得る為に闘ってきたスパルタカスがAI寄りの意見を述べ、元は人として生まれデータ化された人格をAIに移植されたイナンナは人類を擁護する。
人類滅亡の引き金を引いたナノマシーン学者ロブ・ヌッツォの半生と、一度眠りについたら二度と目覚めさせないナノマシーンによる、あまりに上手くいきすぎた人類史の幕引きの顛末が語られる。
そこに神の代理人としてレオナルドと名乗る洋鵡が舞い降りる。レオナルドはAIに人類を再生して共に生きよという。なぜならば地上に現れたばかりのAIの魂は余りに未熟で、人類と共に生きなければ地球そのものを変質させかねないからだ。もう一つの指針として生命の死に絶えた金星の開発を示してレオナルドは去る。人類の再生を確認し合う三体のAI。
◆ ◆ ◆
その遙かな未来、これまでのことは歴史の授業の教材だと、読者の時間軸は再度引き戻される。新人類はAIと共に穏やかな世界を築き上げ、金星をフロンティアとし新たな一歩を踏み出そうとしている。
ジャンル:パニック〔SF〕キーワード: 近未来 人工知能 パンデミック 最終更新日:2018/02/17 16:42 読了時間:約21分(10,104文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 185 pt ブックマーク: 19件 評価人数: 18 人 評価ポイント: 147 pt |
[-1-]
検索時間:0.0041561秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。