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作者:十一/作品情報/Nコード:N9440GM
完結済 (全11エピソード) |
誰もが魔力を持つ世界で12歳になる孤児のプロスペロは、拾ってくれたウィクトル師匠の下で魔法師になる修行を積んでいる。古の魔法師が建てた巨大な屋敷で、使い魔やゴーレム、動物モドキたちと暮らしていた。
かなり魔力が強い為に屋敷での魔法の使用は制限されていたから、少年は実践経験が少なかった。炎竜の卵の孵化に立ち会って帰ったら、師匠に助力を頼む魔法師たちが屋敷に現れる。プロスペロは師匠に屋敷を留守にさせようと説得に成功するが、心ならずも自分も連れて行かれる羽目になる。
隣のウラースロー大陸で勢力を拡大するランデスコーグ王国が『不死の軍団』を率いて、シェファルツ王国のアーベントロート辺境伯領に侵攻してくるのを防がねばならないという。こんな時だというのに国王は側近に唆されて駐屯していた魔法騎士団を引き上げさせてしまう。
領主に魔力がないのが魔法貴族を偏重する宰相には気に入らず、度重なる妨害を受ける。
領主の末娘は魔力が余りにも強く周囲に理解されず自分で自分を魔法でがんじがらめにしていた。15歳になるにも関わらず身体の成長を7.8歳で止め、食事もままならずがりがりに痩せていた。
ウィクトル師匠は少女の治療と引換えに、囚われて病んでいたワイバーンを解放してもらう。
『不死の軍団』は死者を使役する外法の術であったから、上陸させれば土地は穢れてしまう。王側からの妨害を受けながら、ランデスコーグ王国の軍船団を撃退する為、師匠は領主兄弟をスパルタ特訓する。プロスペロは空と海の妖獣たちを召喚し、味方のわずかな魔法師たちと共に決戦に挑む。
と書けば勇ましく感じるのですが、割とほのぼのしております。純粋なファンタジーを目指したのですが、多分にコメディーが入ってしまいました。
ご意見、ご感想などを是非伺いたく思いますので、よろしかったらお暇な折にでもご一読お願い致します。
GA文庫大賞に応募してみました。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 日常 青春 少年主人公 西洋 魔法 ギャグ GA文庫大賞応募作品 最終更新日:2020/09/21 11:56 読了時間:約208分(103,949文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 24 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 14 pt |
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