学生になって何かしたいようなことがった。――青春とやらを味わいたい、堪能したい、感動したいという気持ちが胸のなかで舞い踊っていた。 　…けれど、現実は悲惨だった。

三波和平。清新学園２年Ｂ組所属。趣味はネットゲーム、フリーワールドオンラインにて走り回ること。 そんな彼が、目覚めるとゲーム内におり、ログアウトができないことに気付く。 アイテムは初期武器のみ。それ以外はすべてロスト。ステータスもリセットされていて……。 現実世界に戻るため、必死で頑張る主人公くんという、よくあるお話。

　大型アミューズメントパークでサービスが提供されているＶＲＭＯＲＰＧ『ワールドハーフ・オンライン』。 　それは『ダイブスーツ』と呼ばれる専用のスーツに着替えたうえで『ダイブクローゼット』と呼ばれるカプセル状のマシンに横たわってバーチャル空間で自由に行動出来るアーケードゲーム。 　日本全国にサービス展開されているが、基本的には同一店舗内でログインしているプレイヤー同士でプレイする事が出来る。 　サービス開始から１年以上経ったこのゲームを、５人のクラスメートと共にプレイし始めた高校１年生の男の子・桃弥の視点から追い掛けます。 　半分くらいＶＲ関係ない話が続くけど、見捨てないでいただけたら幸いです。

VRMORPG 《ケイリュケイオン》 その世界に閉じ込められた主人公は、ゲームのハードの故障のせいで喋ることができない!?　数人規模のギルドの仲間達と戦いを繰り広げていく主人公。彼らの行先はどうなるのやら・・・

あるとき、不条理に嘆くゲームクリエイターが考えた。 リアル反射神経でチートれるのなら、もう、いっそリア充補正かけちゃえばいいじゃないか。

国家間の代理戦争に使われるまでに至ったＶＲＭＯＲＰＧ『The War of Ancient Gods』、通称ＷＡＧ。これに傭兵として雇われ、一騎当千の働きをし、勝利した全国の駄目人間代表「浦上　悠（うらかみ　ゆう）」。支払われた莫大な報奨金で自由気儘に人生を過ごしていたが... 　異世界に飛ばされるありきたりになった人生をダラダラしつつ気ままに生きる放浪記が今始まる。 （初めて書く小説ですので、誤字脱字、表現がチグハグな部分があると思いますが温かい眼で見守って下さい）