【完結済み】 カラスと呼ばれる隠密集団。 その元締めの公爵家に見出されたアイラ。 アイラは子沢山貧乏伯爵の3番目。 ある日呼ばれた王宮のお茶会では蜂のせいで大騒ぎに。 立ちすくんでいる第二王子にテーブルクロスをかけて、 バレないようにトレイを投げて蜂に命中させる。 誰にもバレず、王宮から帰ったはずが……。 次の日王宮に呼び出され呆然としているうちになぜか第二王子の婚約者に！？ そしてそのまま16歳になったアイラは舞踏会でカラスの任務中に貴族の噂を聞く。 その噂で自分は本命の婚約者ができるまでの繋ぎの婚約者だと知る。 噂を信じたアイラは……。 一方、第二王子ジョエルはすぐに顔が赤くなってしまう。 そのためシュミレーションをしないと王子として振る舞えない。 アイラは公爵夫人から与えられた任務により学園生活で第二王子ジョエルに近づいていく。 アイラが学園で急に予想外にジョエルに接触してくるため、どんどん王子の本性が見えてくる。 第二王子の婚約者アイラに迫りくる魔の手。 そして王家の問題。 アイラと王子がすれ違いながらも困難に立ち向かう。 戦闘狂カラス姫と呼ばれるアイラと、アイラに関してはヘタレになる王子の恋の物語…… ＊＊＊＊＊＊ 【カラスシリーズ】1作品目 AM4:00-AM5:00 PM16:00-PM18:00 この時間帯で1日2回投稿予定です。 お読みくださる皆様ご注意ください。

am4:00に読むような話です。 些か夜更かしをし過ぎた明け方のことを考えながら読んでください。 昨日の飲みかけの缶ビールのを捨てるような気持ちで読んでください。 昔の女をほんの少しだけ思い出したときに読んでください。

AM4:00 39F 一つの決心をするための物語。

朝、目が覚めるのはいつも同じ時間帯。 とても静かな、一日の始まり。 なんでもない静かな朝を綴った超短編。