鬼狩の天宮五月のちょっと甘酸っぱくて切ない物語です

魔法がある世界。
受付嬢として働くナナリー・ヘルと、その周りで巻き起こる魔法世界のお話。好きな人は好敵手だったり、恋敵達には襲撃されたり、親友達も恋に仕事に大忙しだし、上司は素直じゃないし、親はナゾだらけだし、などなど。不定期で更新していく、予定のない物語。
（「魔法世界の受付嬢になりたいです」の続編）

　ダルヘイム。それは、グリトニー諸島の最北端に位置する小さな王国。北と南を強大な国家に挟まれたこの国は、人々の間で《狭間の国》と呼ばれていた。
　エマはダルヘイムで暮らす田舎貴族の長女。幼馴染みの青年と結婚することを夢見ていたが、サザーランド伯爵の晩餐会で平凡な日常ががらりと変わってしまう。
　殺人犯に仕立て上げられ、故郷から逃亡せざるを得なくなったエマ。謎めいた美しい神父様に助けられ、旅に同行することになったが…。
　捨て駒なら捨て駒らしく、役に立ってみせる！魔女、ヴァイキング、呪い、神話、陰謀渦巻く人間世界。自らの運命を切り開くファンタジー。

　舞台は日本の架空の島である入冥島での話。
　時は現代、入冥島は海運を活かして弾薬製造の一大拠点となっていた。同時に島は霊力の吹き溜まりになっており、超能力が目覚めやすい土地でもあった。そこに暮らす高校生の主人公が事件に巻き込まれていく。

3年前、魔王の侵攻を止めるためにとある国が一人の勇者を召喚した。
　その勇者は３年間もの時を経て魔王を倒した。
　勇者は王との約束で報酬を貰うべく王城に向かうと………勇者に待っていたのは牢獄への監禁！？
　勇者は魔王討伐によって手に入れたスキル《視聴・閲覧》を駆使して多種多様な世界を旅していき、無事に元の世界(地球)に帰還することができるのか………！？
(第一章完結済み、現在第二章突入)

日本の有史以来陰になってきた隠れ里「夢先の杜」。一般人にひた隠しにされていたのは、古来夢先神社に神が下りて、周囲に神の力といわれるスキルを持った神子が誕生するから。
その神社の氏子としてずっと神子を輩出していた「夢先の杜十二家」に、昭和から平成に変わる頃、全く新しいスキルを持ち、色白な神子とは色味の違った「黒髪黒目の神子」が生まれた。子どもの名前は門馬玄弥。
十二家の長老会に異端児と受け入れられなかった彼は、それでも周囲の理解ある人々と関わり、成長していく。彼が選ぶ道はどこへ向かうのか。
初めの「在野の神子」の成長記。

【自サイトにて、2002年4月～9月に発表した作品です】
【かなり昔に書いた作品なので、時代背景が古いです。昭和～平成初期生まれ以外の方は、「？」となるかもしれません】

姉夫婦の死によって、三歳の甥にとって唯一の親族になった蕗子。
ところが義兄の実家お抱えの弁護士が訪ねてきたことから、事態は思わぬ方向に。
実は義兄は大会社の御曹司で、姉と結婚したために父親から勘当されていたのだ。
そんな冷たい親類にかわいい甥を手渡す気になれず……。
甥の親権争いを絡めたロマンスです。

＊＜参考文献＞R-1121/つかまえて/アン・マカリスター（ハーレクイン・ロマンス）
　上記作品を読んで、自分なりにアレンジして書いてみようと思ってできた作品です。なので、粗筋はかなり似ています。

＊本文は当時のまま、特に見直しや修正などはしていません。誤字・脱字・誤用などがあるかとは思いますが、ご容赦ください。

金本尚香（きんもとこうか）は東京のアラサー会社員。山あり谷ありで今の位置を得た尚香の生活は、ちょっと頭のおかしい自称ミュージシャンの章（しょう）との出会いで、またあれこれ揺れながら変わっていく。　

それぞれふたり、道は重なるのか、それともそれぞれの道を行くのか。　

誰でもそうであるように、人生の未来が見えなくて、それでも毎日を生きる、不安な一人の会社員。そんな尚香と、章と、そして誰かのお話。　


※不定期更新です。　
この小説は前作『スリーライティン・上中』の続きです。

家族に溺愛されているクレア。
隣国のプロパエーゼ国に留学することが決まった彼女は、プロパエーゼ国に入国を果たしてから止まっていた歯車が動き出す。
次々に彼女の身に起こる事は、彼女の出生と関係していた。

――彼女がなぜ愛されるのか。
――彼女がなぜ探されるのか。
――彼女は何を探しているのか。
――彼女はなぜ忘れているのか。

クレアは知ることができるのか。
知ったとき、なにを手に入れ、なにを失うのか。
大事なことを忘れたクレアは思い出したとき、なにを選択するのだろうか。


◆キーワードは随時内容に沿って変更いたします。
◆作者とってもチキンです。

神様は世界を作ります。
そんな神様も混沌要素を取り入れたら結果が分からなくなりました。
そして思ったのです。楽しいと。
混沌の種。「人間」を私が作り上げた世界に蒔きました。
結果はどうなるのでしょうか？
楽しみです。
・・・
世界創生実験なので、難しく考えないでください。
ええ、あくまで実験です。誹謗中傷はお控えください！

【完結】【ストーリーメイン】【BL】【リバ】

天桜高校（てんおうこうこう）に通う天樹　彼方（あまき　かなた）は勉強やスポーツは苦手だが、戦略シュミレーションゲームだけは得意な高校３年生。

正反対に文武両道な、親友で幼馴染の同居人。色ノ瀬　逸樹（しきのせ　いつき）と共に平穏な日常を過ごしていた。

18回目の誕生日、両親が冒した罪の証がカナタに発芽した事がキッカケで、異種だらけの強欲の林檎争奪戦へと否応無しに巻き込まれていく。

「ちょっと待て。お前らみんな神様だよな！？　脳筋！　ワガママ！　無関心！　そんなんで世界が回るわけねぇだろっ！」

ビターラズベリーショコラ（略してBL）な2人の関係をソッと見守りたくなるかもしれない、巻き込まれ男子カナタと、人外イツキの成長ファンタジーここに開幕ーーーー。



ストーリー重視の為に甘さは控えめですが、作者の趣味によりリバ仕様。

皆様の励ましで、作者陣は頑張れます。作品を気に留めてくださりありがとうございます！


※同作品をカクヨム、Nolaノベルにも公開しています。

覇王が眠る「覇者の園」。そこに入る者には永遠の命と莫大な富が与えられるという。盗賊トレスが園への入口である「覇王門」の情報を盗み聞いて、覇王門に挑んだことから、不穏な影が動き始める。運命はトレスではなく拾った赤子アザリアに引き継がれ、アザリアは意図せず「覇王門」に関わっていく。

　気づけば、天城弥羽（あまぎ・みはね）は見知らぬ森に立っていた。
　手元にあるのは、日常の残滓であるエコバッグと、胸の奥に消えぬ罪悪感だけ。

　突如襲いかかる兎の怪物に死を覚悟したその時、掌に現れた“白い欠片”が彼の命をつなぎとめる。
　その異様な現象は、やがて「繋ぐ」「繕う」異能――彼だけが持つ力へと姿を変えていった。

　王都で出会う冒険者や魔術師、双子の聖女。
　人の信仰と欲望が入り混じる中で、弥羽は帰る手段を探し求め、遺物を追う旅へと歩みを進めていく。
　その過程で街の闇や奇怪な事件に否応なく巻き込まれ、仲間と共に剣を振るい、血を浴びる日々が続く。
　生と死の狭間で浮かび上がるのは――「人を救うこと」と「人を壊すこと」の境界。

　帰るために、贖うために。
　ただ一つの想いを抱いて。
　血と魔と信念が渦巻く異世界で、“人間師”と呼ばれる稀人（まれびと）の物語が始まる――。

　アメリカは自由と民主主義の国でしょうか。なぜ日本は対米戦争に踏み切らねばならなかったのでしょうか。戦後日本は独立しているのでしょうか。アメリカと日本は同盟国と言えるのでしょうか。なぜ日本は通商交渉においてアメリカに譲歩ばかりしているのでしょうか。なぜ日本の農業は衰退したのでしょうか。なぜ日本経済は三十年にわたって衰退しているのでしょうか。
　こうした疑問を検討する歴史エッセイです。アメリカと日本の関係史をふりかえり、今後の展望を試みました。

＊＊＊本作品は【2023年上期メフィスト賞】応募作を、加筆・修正したものです＊＊＊

瑛国の青年・フィンリーは、気が付くと、ブリキ人形になっていた。行く当てもなく、さらには野良猫にも襲われ……そんなところを、金髪人形のパトリシアに助けられる。彼女に連れられた先にいたのは、水兵服の少女・レナ。レナは「アスポート」という力を持っていて、魂を元の体に戻すことができるらしい。フィンリーはふたりの力を借りて、消えた肉体を探して、工業発展した街へと繰り出していく。

１９世紀の「架空の」イギリス——【瑛国】を舞台に、行き場を失った魂たちが駆け巡る。
摩訶不思議な人形ファンタジー、ここに開幕！



【主な登場人物】
フィンリー・ハンバー　…　ブリキ人形になった青年。瑛国北部の田舎の出身。
レナ　…　パーク・ストリートで暮らす少女。不思議な力《アスポート》を使う。
パトリシア　…　しゃべる金髪人形。レナを心底慕っている。
リリアナ・キャンベラ　…　家出した女の子。うさぎのぬいぐるみになった。
ダニー警部　…　ピジョン・シティの警察官。かつてレナの世話になった。

俺の名は「異次元の殺し屋・万華鏡」。

空想旅行社ラピエス有する異世界間旅行船オルテンシア号には、今日も不思議なお客様が乗船します。
現代から当日ご利用のお客様、ガラスの踊り子、月へと嫁ぐ花嫁。
そんなお客様が乗ったオルテンシア号の様子をオムニバス形式で描いていきます。

約10話程度で1エピソードとなります。

18：00更新
カクヨムにも投稿しています。

ユーヴェル・ロサブレラはイリクス帝国の大貴族であり、他の貴族と同様に何不自由ない暮らしを送っていたはずだったが、13歳の時に起きた殲滅事件をきっかけに、ユーヴェルの運命は大きく変わってしまう。

コルヴォスは「放浪者」と呼ばれる一派の指導者であり、ロサブレラ家の滅亡に関与したとされている。ユーヴェルの目的は、たとえ自らを危険にさらすことになっても、放浪者一派への復讐を果たすことだ。

復讐と陰謀の物語かと思った？いいえ、これは日常的な敵対者たちを描いた、軽快な物語です。ファンタジー要素が満載です。

コルヴォスの死の真相を探っていたユーヴェルは、「彷徨う聖団」の者たちに襲撃された。目を開けたユーヴェルは、宿敵コルヴォスと親密な様子で再会した。その時、ユーヴェルはここが地獄であり、宿敵に縛り付けられるという最悪の罰が自分に降りかかるのだと確信した。

ひょんなことから弟子になった私の師匠、
ルイ様は、誰もが見惚れる超絶イケメン。

……ただし、性格は最悪！

「モノの心はわかるが、人の心はわからない」

そう言って私を振り回す彼の仕事は、
持ち主に愛されすぎたが故に怪異へと成り果てた
『モノ』――愛禍《アモロス》の声を聴き、
その魂を鎮めること。

『愛する』という感情は、
『人』だけのものだと思っていたのに……。

最初は反発ばかりしていたけれど、
モノたちの切ない想いに触れ、
彼の隠された優しさと孤独を知るうちに、
いつの間にか
この不器用な師匠から目が離せなくなり……。

これは、人の心がわからない師匠と、
そんな彼を放っておけない弟子が紡ぐ、
ちょっと切ない、現代恋愛ファンタジー！

　果てしなく高い塔。
　本と静寂に満ちた空間で、ひとつの存在は長い時を過ごしていた。

　やがて外の世界へと歩み出すと、出会いと出来事が重なり、静かな日々は少しずつ変わっていく。

　その歩みの先にあるものは――。