作品情報
短編
33,561文字
歴史〔文芸〕
最終更新日:2016/11/26 08:00
時は江戸時代、元禄15年12月14日。浅野内匠頭が起こした殿中刃傷事件から始まった赤穂事件は山場を迎えていた。吉良上野介義央の屋敷に赤穂浪士ら47人が襲撃を仕掛け、吉良は武林唯七に討ち取られて死ぬ。しかし死んだはずの吉良が目覚めたら、当日の朝であった。何度も繰り返し夜に襲われては死んで朝に戻る吉良。そのループを断ち切ることができるのか。様々な方法を試しては武林によって無残に殺される吉良の奮闘記。
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