作品情報
完結済(全23エピソード)
149,405文字
空想科学〔SF〕
最終更新日:2025/06/16 23:24
主人公 明井臣人(あかいおみひと)はお金欲しさにバイトを探していた。危険なバイトだと分かっていながら、転がり込んできた闇バイトに手を出すことになり、遂には報酬を得てしまう。報酬の5万円を使って外を遊び歩いていると、〈アクション・オブ・アンドロイドAOA〉という体験型アトラクションの店を見つけたが、そこでアンドロイドにとある契約書を書かされる。この契約書にサインしてしまったことにより、明井臣人は全国の国立高校から2人ずつ学生を集めたスパイ任務にあてられる。臣人はもうひとりのクラスメイトの雫月(しずく)と共に、飛行機に乗り込みロシアの経済特区へと行くことになってしまった。飛行機に乗り込むと、現日本軍人の庵藤引彦、ロシア人技術者のアレクサンドラ・ニナ、医師の莉里の大人3人が現れ、ロシア経済特区でのスパイ任務を行ってもらうと言う。飛行機内で水野威尊(みずのたける)と出会い、一方的に因縁をつけられつつも、臣人はロシア経済特区に到着する。粉雪がちらつく中、学生たちはホテルAmakaに着き、そこで宿泊することになる。臣人が任されたミッションは経済特区の街を取り囲む壁の内部に入り、街の外へと続く道を探すこと。だが、臣人は単独任務を行うことを庵藤に提案し、ひとりでミッションに挑むこととなる。臣人はとある方法で他を出し抜き、ひとりで壁内部に侵入することに成功。しかし見張りに見つかってしまい、臣人は逃げ出す。庵藤に見つかったことを咎められるかと思いきやゆっくり休めと言われる。そんな中、水野威尊は単独任務で外へとつながる扉を見つけることとなり、段階は次へと進むことになる。次のミッションは経済特区周辺にある対象E,N,H,Fと呼ばれる雪山の上にある建物へと向かい、その正体を調査すること。ミッションはこれらばかりに留まらずに任務が言い渡されそのミッションの先、事態は思わぬ方向へと進むことになる。