日本を代表する音響楽器メーカーの跡取りである『克己』は、楽器を奏でる楽しさを満喫しつつも、ずっと習っていたヴァイオリンに対し、どこか一歩引いた気持ちで練習に励んでいた。
子供の頃に運命的な出会いをした『紅子』に対しても、兄のような気持ちで接し、心に潜む彼女への想いには未だ気づかない。
天才的にヴァイオリンを奏でる少女『美沙子』との出会いも加わり、少し変わった位置関係の友人を保ち続けていた3人だったが、ある日突然起きた『美沙子』の異変を皮切りに『克己』の音楽に向き合う姿勢や『紅子』との関係に転機が訪れる。
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最終話までお邪魔しました。
少し内気だけど真っ直ぐで心優しい少年と、音の才能に溢れた少女との出会いをキッカケに、彼らの幼少時から大人になるまでを丁寧に描かれた素敵なお話です。
若い少年達が、少しずつ大人へと階段を登っていく青春の恋愛物語。
ぜひ覗いてみてください♪