イチオシレビュー一覧

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みなさんは謎が多い作品は好きですか?
――私は大好きです!!
何故か名前がなく、役職だけで呼び合う登場人物たち。
主人公に突如去来する、敵だと思っていた「世界を滅ぼす魔女」との親し気に会話する記憶。
暗躍する「天使」。
謎が謎を呼び、読めば読むほど頭の中が「????」で埋め尽くされていく感覚。
それらの全ての謎が解け、一つに繋がる瞬間の心地良さ――!
わかりやすいお話では味わえない、独特の快感がそこにはあります!
そんな快感を求めたい方に、本作はピッタリと言えるでしょう!
この機会に、是非ご高覧ください!
レビュー作品勇者と魔女と星渡る船 ~ わたしが、わたしを助けに行く物語おかやす完結済 / 全180エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
遅くまで学校に残っていた主人公は、先生に怒られる前に急いで下校しようとします。

けれど、廊下に落ちていたトマトを前にして彼の足は止まりました。彼は、『このトマトを食べてみたい』という欲求に襲われたのです。

そして、彼は自分の欲望に従いました。その衝動に身を任せてしまえば、どんな恐るべき事態が起きるのかも知らずに。

奇妙なトマトが巻き起こす悲劇を描く物語です。
レビュー作品俺のトマトってんだようかいえき短編ヒューマンドラマ[文芸]
 靴視点の作品です。

 履かれ続けるうちにぱりぱりと剥がれていく靴。
 持ち主が別の新品の靴に……。このまま自分は捨てられてしまうのか……!?
 しかし、捨てられるどころか修繕されて再び愛用して貰える事に。

 最近は何かと『断捨離』が叫ばれている中、物を大切にする事の大切さを感じさせる作品です。
 更に、字数四桁未満なので誰でも読めます。
レビュー作品やっぱり奈月ねこ短編童話[その他]
『言葉には温度があると信じてるんです』という印象的な書き出しで始まる詩。語り手は主張します。言葉には温度があるからこそ、相手の心を温めることも凍り付かせることも自由自在なのだ、と。

だからこそ、どんな言葉を使うのかは慎重に判断しないといけないのかもしれませんね。

言葉を選ぶことの大切さを教えてくれる作品。今までの自分の発言を反省したくなってきます。
レビュー作品言葉の温度善行望短編詩[その他]
幼い姪とよく一緒に散歩に出かけていた主人公。その途中で、二人はヘビに食べられているカエルを発見します。

主人公は姪に、「助けてあげる?」と尋ねました。けれど姪はカエルはこれでいいと言っていると主張し、二人はそのままその場を後にすることに。

そんな姪の達観した考え方は、成長しても変わることがなかったようで……。

自分の運命を受け入れることの大切さが分かる作品。それでも姪の身に起こったことに同情してしまう主人公には、感情移入せずにはいれらません。
レビュー作品カエルの声檸檬koY短編ホラー[文芸]
いつまでも若々しい容姿を持つ女優と共演することになった俳優の主人公。実物を見た彼は、噂に違わぬその美貌に驚きを隠せません。

しかし、その美しさには理由があったのです。何と彼女は、共演者の命を吸い取って自分の糧にしているらしかったのでした。

それを知った主人公は……。

美しい女優の恐るべき秘密にまつわる物語。恐怖と隣り合わせなのに逃げられない、芸能界の厳しさが窺えます。
レビュー作品命を吸う女優みぶ真也短編ホラー[文芸]
※この投稿者は退会しています
ちょっと、そこの奥様!!
めっちゃイケメンがいましてよ。

お宅の旦那様より、きっと素敵なんではないかしら。
おばあさんになっても、「君が一番綺麗だよ」なんて言う日本人男性っているのでしょうか?

ちょっと、そこの旦那様!!
「もう綺麗ではなくなったけれど、一番好きだよ」
「僕の好みの容姿じゃないけど、君がなぜか好きなんだ」

こんな言葉〜言ってませんか?
それじゃ〜世の中の女性大半は納得しないと思うのですよ。
(私だけかしらん)

この作品の鏡の男性に惚れました!
「好きです! 付き合ってください!!」
え?
お呼びでない?
きゃー
王妃様に蹴り出されちゃった〜


ふふふ。
気になったでしょ?

んじゃ、読んでみてぇ〜♡
 絶体絶命の燃え落ちる城から姫と逃れた忍がたどり着いたその先は、異世界でした!

 優秀なのに煩悩と私情入りまくりの忍・甲平とそんな忍に信頼を置いていいのか?美しき姫が、なんだか洋風な世界に迷い込んだ。
 その世界は魔術やスキルがモノを言う異世界。甲平はアレコレ煩悩に塗れつつ、姫の護衛は全うします!

 割とエッチなシーンもあるよ!戦国時代から飛び込んできた姫と忍のちょっと笑える、時々かっこいい異世界冒険譚。
レビュー作品『 廻る世界のアサシン・レコード 』三橋明完結済 / 全262エピソードハイファンタジー[ファンタジー]
気分に味がついていると主張する主人公の恋人、優美。なんでも、楽しい時は甘く、悲しいとしょっぱさを感じるらしいのです。

では、自分といる時はどんな味がするのかと尋ねる主人公。それに対し、優美は『桃の味』と答えました。どうやらそんな味を感じられることを、彼女は幸せに思っているようです。

『恋の味』をめぐる物語。可愛い恋人たちが送る、ほのぼのとした会話劇です。
レビュー作品恋心は桃の味oruto短編ヒューマンドラマ[文芸]
冬の季節の天敵と言えば、『寒さ』。奴はどこからともなく忍び寄ってきて、人間たちに牙を剥きます。

けれど、我々も大人しくやられているばかりではありません。最終兵器を取り出し、寒さに対抗しようとします。

その武器の名は『布団』。これにくるまれば、寒さも人間には手を出せないのです。

しかし、寒さ側も何とかこれを攻略しようと必死なようで……。

人間と寒さの飽くなき戦いを描く詩。一進一退の攻防戦に注目です。
レビュー作品宵闇人間詩人短編詩[その他]