イチオシレビュー一覧

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一気読みしました!

爽快感のあるストーリーとキャラクター、違和感なく物語にのめり込ませる文章。

さらに、ラストは結婚式の場面が省かれず描かれています!

最近のなろうは書籍化を当て込んでわざと一番読みたい部分を省いて完結を打つ作品が多くて、消化不振に陥ることが多かったので、これには大満足!

まだまだ書き込めるだろう隙間エピソードを追加して是非書籍化してほしいです!

書籍化した暁にはもちろん課金させていただきます!
レビュー作品ワンコ王子は下町令嬢の気を引くのに精いっぱいです蒼黒せい完結済 / 全16エピソード異世界[恋愛]
まず、ただただ物語の造りが上手い。
周介も、周りの人も敵も全て巻き込んで文字通り転がっていく運命を、作者の豊富な語彙と精密な物語組立によってある種芸術的に描写されていて、イメージが直接脳内に叩き込まれる感覚を覚える。
そしてやはり長い間書き続けていたこともありエタらないことに全幅の信頼がおける。
7年を超える年数、途切れず投稿し続ける偉業、ここを読んでいる人には伝わるはず。どうかそれに目を引かれて読んでくれ。
ここまで書いたが多分どれだけ自分が言葉を尽くしても言い表せる気がしないので、タイトル通り一章でいいから読んでほしい、人によっては本当に一生物の作品になっているから。
あとヴィジランテ好きな人、絶対ハマります。
レビュー作品アロットロールゲイン池金啓太完結済 / 全1751エピソードローファンタジー[ファンタジー]
明和5年に無跡散人が記した『世間学者気質』には「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉が記され、前漢時代の思想書の「淮南子」には「人間万事塞翁が馬」という故事が載っています。
これらの言葉は、人間社会における因果関係の複雑さと幸不幸の判別の難しさを物語っています。
人間の生涯において何が災いになって何が幸いするのかは、その場ではなかなか分からない物なのかも知れませんね。
本作のキーマンである冒険者と山賊の対立もまた然り。
対峙する二人には与り知らぬ事ですが、彼等の行動は意外な因果の端緒となるのですね。
その媒介者となるのが第三のキーマンである魔王なのですが、彼の運命は魔王という肩書から見ればあまりにも意外な物だったのです…
予期せぬ運命が予期せぬ結果をもたらす。
人の世の奥深さと因果関係の複雑さを改めて実感出来るお話です。
Aju様との「書き出しコラボ作品」です。

同じ書き出しからどう話を広げるか、作家さんの個性が出ますね。

5345字の純文学。そのうち200字ほどが共通書き出しになっていますね。

主人公は大学生だった僕。思い出話として物語は展開します。

主人公は自分に自信が持てません。自分をネクラで陰気(今の言葉だと「陰キャ」ですが)だと思っています。でもこのことは多くの男子大学生でありえたことですよね。

そんな彼に声をかけてくれるのは「ユカリ先輩」。ただ、「ユカリ先輩」からの遠回しの好意を、自信のなさから受け止められず……

自信のなさから好意を受け止められなかった。せめて時間の経過が主人公にとってのいい思い出に変えてくれますように。
レビュー作品紫陽花を這う幕田卓馬短編純文学[文芸]
大根おろしとポン酢。
それらが力を合わせれば、無限の魅力が溢れ出す。

……ということで、こちらのエッセイ。

読めば読むほどにワクワクするような一作となっていました。

美味しそう!\(^o^)/ と叫びたくなりますね。

みなさま、よければぜひ、この機会にこちらのエッセイを読んでみてください!
おすすめいたします!m(_ _)m
レビュー作品大根おろしとポン酢。caem短編エッセイ[その他]
旅行への道のり、といったようなエッセイ作品です。

準備している時から旅は既に始まっているのかもしれませんね。
ワクワクさせてくれる一作となっていました。(^ー^)♪♪

旅の味わい深さを改めて教えてくれるような素敵なエッセイです。

みなさま、よければぜひ、この機会にこちらのエッセイを読んでみてください。
おすすめいたします!m(_ _)m
レビュー作品栃木旅(準備編)スタジオ めぐみ短編エッセイ[その他]
 星花グループ会長の星花晃三の娘である星花愛子は、順風満帆な人生を送っているかと思いきや、なんと仕組まれた脱税疑惑によって星花グループは経営破綻してしまい、両親は自殺して自分だけが生き残ってしまった。
 そんな中で、西新宿少年少女愚連隊の皆上康太、一ノ瀬里緖と一緒に両親の復讐を誓うのだが……。

 なろう界の任侠作家様が送る、ハードボイルドな作品。
 裏切りの中で潜り抜ける彼女に待つものは一体なのだったのか?
 たった6000文字弱の作品で、繰り広げられる展開に胸が打たれてしまいます。
 また、鋭い描写の中で、放つ最後の甘い展開には中々見られない描写であり、新鮮を感じてしましたね。
 ハードボイルド✕年の差の恋愛という珍しい組み合わせの作品を今1度ご覧になりませんか?
 素敵な作品なのでオススメです。
普通に考えるとこんな発想出てきませんよ!バカがしっかりバカでツッコミはしっかりツッコめてる!一つ一つのボケはいいですよ、まあわからくもないですけどね?
何 連 コ ン ボ 決 め る つ も り で す か !
バカを極めるとここまで痛快なんですね!いやもうバカ言いすぎてどんどん語彙が、バカって言葉がこの作品凄い強すぎるんですよ!とっても褒めてるつもりなんですけど!
いや見事にバカ。実にバカ。とってもうらやましいですよこの突き抜け方は!
だって「イチオシレビュー」なのにバカ連呼ですよ!?
私は私でどんだけバカに憧れてるんだ!うちにこんなブルーさん来てくれないかなー!
レビュー作品戦隊ブルーはクールでいたい〜頼むから俺を振り回すな〜仮面大将G連載中 / 全44エピソードコメディー[文芸]
※この投稿者は退会しています

 まず主人公・鉄男をはじめとする登場人物たちが、暗い夜の時間を問いながら己を鍛え、傷を露わにしていく描写が圧倒的です。荒廃した隠れ家での修行、剣や拳といった肉体と精神の戦いは、一瞬の平穏すら許さない緊張感と迫力に満ちています 。

また、伝奇要素として「鵺(ぬえ)」と呼ぶ怪異の存在が重層的に描かれ、「現世」と「幽世」の境界が揺らぐ中で、登場人物たちの内面にある葛藤や覚悟が詩的に浮かび上がる構成も巧みです 。特に、“幾千の夜”をくぐり抜けた先に必ずしも青空(救い)はないというタイトルの言葉に象徴されるように、そこには虚無を突きつけられる鋭さがあります。

全4章/8万9千字ながら、残酷描写も含みつつ、群像劇としての世界観がしっかり築かれており、R15指定も納得の大人向けダークファンタジー。夜の静寂が好きな方や、人間の深淵を覗きたい読者には強くおすすめできる一作です。
私は怖い話がとにかく苦手で、稲川〇二のポスターを見るだけで「ごめんなさい、許してください」と言って逃げたくなるほどの怖がりなんですが。

このお話はとにかく面白くて。
怖いけど面白くて、怖いのに面白くて。
畳みかけるように繰り広げられる軽妙な会話に乗せられて、気づいたらあっという間に読み終わってました。

でも、やっぱり怖がりなので。
笑いの波が収まった後、冷静になった途端に怖さが襲ってきました。

私は虫も苦手なので、本体だけでなく、ホ○ホイを見るのも怖いのですが。
このお話を読んでからは、「まさかあれがくっついてたりして……?」と二重の意味で怖くなりました。

それから。
私が住んでいるマンションの1階に保育園があるのですが。
「もしかして、アレが来てちゃっかり居座っているかも……?」とうっかり想像して震えてしまいました。

怖がりだけど面白い話が好き、という人におすすめです!



レビュー作品美化委員の黒木さんは、不思議と対峙する。花丸インコ連載中 / 全5エピソードその他[その他]