ちょっと、最近、お目にかからないくらい、とても人間的な作品でした。
『彼と餃子の王将に生まれて初めて行った!』
という点が、なんだか涙を誘います。
まさかの引っ越しだったんですね。
となると、色々と勘ぐってしまいますが(苦笑)
引っ越しをすると、その部屋にはまた誰か他人がきっと住まわれるわけで、そう考えると感傷的にもなるでしょう。私にもそう言った経験があります。引っ越しは四度も経験していますので。
今回の作品は『引っ越し』がテーマでしたね。
『彼に抱きしめられた日も全部この部屋と私が覚えているよ』
だなんて文章は拝見していてドキドキしますけれど、ま、くどいようですが、引っ越しとはそのようなものであり、また悲しくもあったりして…。
お上手な作品だと思います。私好みの端的でわかりやすい文章でした。
切ない思いはいつかきっといい思い出になるはずですよ。