救急隊員のお話
出動中、不注意で人を轢いてしまった隊員
今助ければ、きっと救えるだろう。だが、救急の連絡を受けたのは、その子ではない。
目の前にある命と、救いに向かっていた命
彼らはどちらを優先する?
もしも自分がその救急隊員だったら、と考えると、ドキドキしてしまった自分がいます。
文の構成、感情の揺れ動きがしっかりと書かれています。
そしてどちらを助けるか決めた救急隊員の心に、最後の一文が深く刺さります。その選択は正解だったのか、否か
もしも逆の人物を助けていたら?とも考えられて、1度で2度楽しめる作品となっています。
どちらを助けるのが正解だったのかは、ぜひ読んで、自分で出してみてください。
あなたの心は、人殺しですか?