平和ボケした現代日本人が、ヤクザ社会な戦国時代に転生したら
そこは、幸運なことに身内を大事にする織田家だった。

現代の「良識」と「常識」で「無意識」に行動する……ちょろく君（チョロい喜六）。
戦国時代の常識の破壊者【織田信長が常識人】に見える不思議な物語です。
文明汚染される織田家の明日は平和……
いゃ、天下すらもチョロく豊かに和やかになりかねない物語。

　大好きな過去の名作を紹介します。

　レビュータイトルは、まさに小説のタイトルそのまま。これ以上適切にこの小説を紹介できるタイトルはありませんでした。

　ジャンルはホラー。
　妊娠していた主人公の妻が産んだのは、なんと卵。人間は卵生だったんだな……などと言いながら、主人公は卵をあたため始めます。
　なかなか孵化しない卵。機嫌良さそうに振る舞う妻。卵に起こる不可解な出来事。

　10話完結。
　感想欄は読み終わるまで開かないのがオススメです。

あらすじを見た時、結構良くあるよねと思ったんですが、まったく良い意味で裏切られました。

あらすじはほとんど意味をなしていないような気もします。

たぶんみなさんは、読んでいくうちに違和感を感じるのではないかと思います。普通はありえない、つじつまがあわない、ご都合主義、複線回収してない、などなどです。
けれども、ひとつ大きな違和感がとれる瞬間がやってきます。
そのあとから、違和感を感じていた部分が少しずつ少しずつ剥がれ落ちてきて、今度は謎を深く知りたいと思います。

話を推理しながらこうなればいいなという展開を望みますが、僕の場合たいていはそうなりません。
けれど、展開には納得しますし、納得させられますし、胸がすっとします。

長いお話なので、心が落ち着いているときにゆっくりと読むことをお勧めしますが、間違いなく良作だと思います。

よくある異世界ファンタジーもの……と思いきや。
世間知らずで可憐な魔王様が、どこかでみたようなＳＮＳ上で翻弄されるお話であります。

世界征服を目指しつつ、世間を恐怖に陥れその感情をすらエネルギーとして頂こう！　その為にはどうするか。

そうだ、ＳＮＳだ！

そんな訳で、「もし異世界ファンタジーにツ○ッターがあったら？　あまつさえそれを魔王軍が利用していたら？」
という可能性のお話。
全編にわたって大笑いしました。
長くもなく短くもなく。さっと読めて面白かったです。
惜しむらくは完結してしまった事でしょうか。
もっと続きを読みたかったなあ……。

ともあれお勧めです。ヴィングラウド様ぽんこつかわいい。

細かい設定をあまり気にせず、サラサラと読むと面白い作品

心の優しかった虐められっ子な主人公
綺麗事しか言わず他人の都合を考慮しない勇者
自分勝手で都合の良いモブ達
立場上の上部の事しか言わない権力者

人間社会にありがちな薄っぺらい対人関係に見切りをつけた主人公が、家族や幼馴染や近しい友人、国を捨てて１人気ままな冒険に出る物語

評価できる点は、１話目に虐められてた理由や状況を纏めててすぐ２話目から変貌した主人公の復讐が始まるので、ウジウジしたシーンな長引く事無く、バランス良く復讐物語が楽しめる

主人公がクズ過ぎないと言うのもポイント
良くありがちな突然チートを得た転移者が欲望のまま好き勝手するのではなく、一線引いて自由気ままに生きようとする姿勢にはある種好感が持てる

感想欄は荒れてるので見ない方が良い
(性格が悪い・クズな主人公が嫌いなのに読んでる人や設定に囚われてる人が多いので)

「異世界はスマートフォンとともに」のアニメ化以降爆発的に増加し増長した、底辺作者の創作論や批判に一石を投じるエッセイです。
　エッセイというジャンルにこの作品のような正論を投げ込めばどうなるか？　まあ当然のごとく感想欄で底辺作者による奇跡のカーニバルが開幕しています。

「自分で書け」このシンプルな正論に対して、批判や創作論のエッセイでお馴染みな底辺作者オールスターズが、感想欄でどのようにして自分を取り繕うのか？
　底辺作者の底辺作者による底辺作者のための哀れなダンスをお楽しみください。

強烈な殺意を抱くことで、人間が異形の怪物（ファントム）と化し殺戮を繰り返す世界。

外道な輩を弱者の依頼で無慈悲かつ無残に葬り去る、セミロングの黒髪に小柄な容姿の美少女。

通り名は「キラーホエール」。

少女自身もファントム化し、その圧倒的な能力で敵を蹂躙し殲滅していく。

――まるで、人類が肯定した「必要悪」の如く。

その戦闘シーンに一切の容赦と妥協はない……だから面白い！

緻密な世界設定と抜群の異能力センスが光る！

冒頭から残酷な描写があるにも関わらず、主人公の少女が出現することで、関わるもの全てを震撼させていく。

この作者、まさに鬼才である。


もう一つの主人公チームの活躍と、キラーホエールとの絡みも必見！

ヤバすぎの敵キャラ残虐描写など、耐えれる読者であれば、刮目は必須と言えるでしょう！

そうじゃない筈の筆者でさえ、ハマった重厚なストーリー！

是非ご一読を！

科学考証、SF考証、設定考証、歴史考証等、エンドロールで見かけそうな地味な、しかし重要な役割がある。

一方で、テンプレ、お約束というものがある。言い換えれば暗黙の了解である。お約束、大事。

ところで、演出と考証はしばしば衝突する。あちらを立てればこちらが立たず。

さて、なろうでのテンプレ、俺TUEEEと異世界転生である。これを真面目に考証しようとすればさあ大変。物語の面白さはそのままに一定のSF的・科学的整合性を与えるにはどうすればいいか。この難題に、本作作者様は果敢にも挑まれた！

そして給湯器である。この作品は給湯器なしには語り得ない。給湯器こそ、なろう的テンプレファンタジーにSFの光を当てる鍵であった。

ところで、主人公君は客観的にリア充である。そして、本作には緻密な考証が存在する。よって彼は割と爆発するのだ。物理的に。

あと、ヒロインはアリーセ。ここテストに出ます。

死神、少女、戦争モノ。そして物語の流れから「食べた」ほうの少女を連想したのは私だけではないはず。とはいえここでよその宣伝をするのは良くないですね。

一言でいうなら、人よりも人を良く知る、人から外れかけた少女の奮戦記。
「死神の武器」を持った少女が哀れな帝国兵の首を求めて縦横無尽に暴れる作品。彼女が何を思って何を成すのか。不思議な生い立ちの主人公に引き込まれる逸作です。

かっこいい青春、ここにあり！といった雰囲気の作品です。

スピーディーなセリフの連続で臨場感があるところがこの作品の魅力だと思います。

新しい作品を探してられる方は、ぜひ読んでみて下さい。きっと楽しめるはずです。

ちなみに個人的には、

「由美ちゃん。俺はいつでもバーニングハートなのさ。」

というセリフがユニークで気に入っています。