推理小説好きも、そうじゃないかたも！　ぜひ読んでいただきたい連作集です。
主人公の上原美奈子の一人称で物語は進んでいきます。なんといっても、文章が読みやすい！　物語に入っていきやすい！！
ライトノベル好きも――推理小説好き（特にマニア）もうなる作品です。
美奈子の同級生で推理力が冴える中条浩一、美人だが奇行が目立つ先輩・相川真純――『探偵部』という謎めいた舞台で彼らの活躍が楽しめます。おススメ章は『探偵部流文化祭の楽しみ方』と『探偵部流文集の作り方』。番外編から入ってみるのも良いでしょう。ところどころに散りばめられているミステリネタがぐっときます。ほんのり恋愛要素が萌える。
推理ジャンルで良作を捜しているかたには絶対絶対おすすめです！！

とにかく読んで欲しい。
黙って読んで欲しい。

人が人であるために。
何が大切なのかを知るために。

そのためには
私達はどうすればいいのだろう。
そして、このような未来にもしもなった時、私達に反攻の力は残されているのか？

それは貴方の心の中に隠されているのかも知れない。
そして今にも逃げ出そうとしているのかも知れない。

だとしたら、無くしてしまう前に

その両手で捕まえておいて欲しい。
その隠れている何かは
一度逃がしてしまったら、多分二度と捕まえられないだろうから。

主人のリーチが
「失敗は成功のもと」
とスミレナさんに教えたときに
「ちっぱいは性交のモットー」
と言われた所はホントに面白かった。
あと、タイトルはエロいしそこそこ下ネタ出るけど
読んで後悔しない作品だと思うのでタイトルで
何となく敬遠してしまった人もこの機会に
是非ともご覧になって欲しいです。
絶対にふきます(断言)

ジャンルは「内政系、異世界転生コメディ」
難易度はVERY EASY
更新頻度は初期に比べるとだいぶ落ちたものの、それでもかなり安定している

このお話の特徴は、主人公の行動に「自重」の２文字がほぼ欠落している点
主人公は「記憶」はなくなっているが「知識」は前世の物を引き継いでいる
その「知識」も他の作品の用に一般人レベルではなく、ガチの兵器開発系なため周囲に与える影響は特大
しかし世界への影響など考えず自分の周囲のためだけに躊躇なくその知識を使っていく様は圧巻の一言

しかし脅威の知識を持っていたとしても、今世の彼女はまだまだ幼女
心は体に引っ張られるのか仕草の一つ一つが実に微笑ましい
彼女の年相応の可愛らしさの表現と、周囲との会話のテンポの絶妙さ
そしてNAISEIや道具開発が実にうまいぐあいに混ざりあっているため非常に楽しい作品です

ニヤニヤとハラハラが止まらない。
これは恋愛作品というモノにおいて非常に重要なことだと思う。
これが只の著者の妄想の産物だと出来上がるのは、気持ち悪い主人公賛美とキャラクターに全然感情移入できない茶番劇になってしまう。
恋愛小説とは、ジャンルとしてかなり難しいジャンルであると思うが、この『第3騎士団の文官さん』は私的にはTHE恋愛小説という印象を与えられる。
戦利品とされてしまった主人公ローレックと当事国の姫であるキャスリーン、この2人に立ちはだかる壁は多いが、その壁こそが『ニヤニヤとハラハラ』という最高の状況を演出してくれていると感じる。
起爆剤であるロレッタの登場のタイミングの上手さは素直に著者のセンスに脱帽である。
古典的で、だからこそ引き込まれる。この『第3騎士団の文官さん』は私にとってはそういう作品だ。
あなたもモニターの前で、ニヤニヤとハラハラしてみませんか？

なろうの初期の異世界転生物
（物語とテーマを大事にした）を思い出す様な
異世界転生の設定を素材に使いつつ、実際はテーマの
持った物語りです。

こういう作品は物語やキャラがしっかりしている分、
くだらない感想を書く側はキャラをいじり易い
楽しさもあります。

チートやハーレムだけの作品だと、よほど主人公が
水戸のご老公ポジションで周囲が助さん角さんお銀さん
役でドタバタさせないと、物語的に直ぐにつまらなく
なってしまいますからね・・・・・・・・。

さて、これからアベルはどんな道を歩むのでしょうか・・・

この作品の題名、『私に世界は救えません』なるほどおっかなびっくり読んでみたが凄く主人公のリディアが魅力的である。
彼女をさらった盗賊2人の自由さと、悲惨その一語に尽きるリディアの使命との対比は読者に深く考える余地を与える。
私が、この作品の凄いと思うところは、主人公である『祈りの巫女』リディアが本当に等身大の少女に感じられて感情移入させられて気づけば物語に引きずり込まれてしまうのだ。
端的に言ってしまえば、「ドキドキハラハラ、これからどうなるんだ」という気持ちに読者を自然とさせてしまう。
この辺りは素直に著者の方の実力の凄さだと思う。
ハンス司祭の言葉の意味も分かる彼の立場からすれば逃げられたらたまらない。しかしリディアの気持ちもわかる。
悲惨すぎる運命を背負わされた等身大の少女が、これからどうなるか一緒にハラハラドキドキしませんか？

文才が全く無いので簡潔に言わせていただきますが
私は個人的にはこの作品はなろうの中で
1.2位を争う傑作だと思っています。

各場所に伏線が隠されているので何度も読みたくなるようなとても読みやすいスルメのような
作品です。

個性的なキャラクター達のおもしろい掛け合いも必見です。

とりあえず読むことをおすすめします。

ラノベのような文体でお書きになられているので会話を聴いている感覚で読むことができました。一度死んで転生できるのは正直いって羨ましい話です。しかも、不審者にしかみえない裸の男を助け、その上身の回りの整理も快く承るクラウディアと知り合った主人公はきっとこの先彼女のヒモになって生活できるのだろうと思うと、少しばかり嫉妬します。冗談です。ファンタジーは想像力が掻き立てられて読んでいて楽しませていただいてます。続きが気になりました！

　淡々？とした、使い魔による日常生活譚です。
使い魔の主が異世界の故郷に帰るので、それについていった物語です。
いちおう異世界人？から見た日本SUGEEEE！みたいなものですが、軽妙な語り口が猫らしいマイペースの味わいでもって楽しく読むことができます。

　短編ということもあり、レビューで長々と語るよりも、おやつ感覚で読んで味わうのが一番です。
美味美味（うまうま）～♪