敵を倒し、ミユの呪いを解いた祝福と喜びの中で、異変は起こる。 ミユの前世からの恋人であるクラウが倒れたのだ。胸には謎の刻印と靄が――それはミユとは異なる、新たな呪いなのだろうか。 解決の糸口を探る中で、人の心の闇、自身の名の意味、神の存在と対峙する。 『自分が何者なのか』を知る時、世界の見方は一変する。 七日間という限られた中で、ミユは地球での過去と、異世界での未来のどちらを選ぶのか。 閉ざされた世界の闇を知る、恋と運命のファンタジーです。 シリーズ【第二部】です。 NOVEL DAYSでも掲載しています。

名前も過去も忘れた少女は、静かな森の中で目覚めた。 自分が何者なのかもわからないまま、彼女は不思議な魔法の力に導かれていく。 やがて出会うのは、村に住む青年リュシオン。彼との関わりを通じて、少女はこの世界に秘められた星の魔法と神話の真実に触れていく。 しかし、その力は祝福と同時に厄災をもたらすもの。 少女は自分の正体と運命、そして前世から繋がる絆を少しずつ思い出しながら、命を懸けた旅へと踏み出す。 これは、名前のない少女が「本当の自分」と出会い、世界の記憶と共鳴する壮大な物語。

ハーフエルフ（今のとこ幼女）×金髪長髪イケメンお兄さん（実は乙女ゲーの隠しキャラ）が旅する話です。 空中から落っこちてきたハーフエルフの幼女、リーシャには前世の記憶があった。そして、回復薬をくれて一緒に旅をすることになったお兄さんは、何と前世にあった乙女ゲームの隠しキャラ？なにそれ、知らないんだけど？！果たして、リーシャは乙女ゲームのシナリオに勝つことはできるのか？

【おかげさまで累計10万PV突破】 『strengeness（ストレンジネス）：怪異』 ◇ 怪異、霊、妖……ソレらは確かに存在する。 ◇ 自他共に認めるモブキャラの一ノ瀬 航輝は、ある出来事をキッカケに、その存在を知る。 ◇ この物語は、現代日本の裏側で行われている、“怪異”との知られざる戦いの物語。 ◇ 霊や妖にチートを発揮する男…… ぼったくり霊能集団に所属する"名乗ること"を極端に嫌うエセ関西弁の男…… "呪殺王子" を自称する青年…… コミカルなのにホラー、軽いのに深い！ 心霊 × 怪異 × 呪いが交錯する、癖者たちのオカルト群像劇をぜひご覧ください！ ◇ 霊や妖、前世の記憶などへのアプローチには独自の解釈を盛り込んでいます。そちらもあわせて楽しんでいただけたら幸いです ◇ 刺さるかどうか── それは、あなた次第です。

前作『悪役令嬢の妹様』で、最推し姉アイシアの危機を脱した前世日本人であり女神イヴサリアの愛し子エリューシアは、学院の前倒し卒業を決めて領地へ戻った。 　これから先は攻略本も何もない、全く未知の未来への船出となるが、ひっそりと『聖女降臨』の噂が流れ始める。 　それぞれがそれぞれの道を進み始め、各々幸せを掴もうとする中、芽吹き始める不穏の種に、エリューシア達は抗えるのか……。 　これは姉推し一択だったエリューシアの……断罪回避後編とも言うべきお話し。 　2025年3月24日タイトル改変しました。見切り発車で連載を開始した為、ふわっとした『悪役令嬢の妹様２　徒然綴り』としていましたが、ちょっとずつ流れが見えてきましたので、『悪役令嬢の妹様　徒然綴り～悪役聖女降臨～』と改変しました。 　『聖女降臨』とするか『悪役聖女降臨』とするか悩んで、『悪役令嬢』が居るなら『悪役聖女』が居ても良いのでは？と、こちらに（笑） ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ※『悪役令嬢の妹様』の後のお話となっています。 ※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。 ※リアル時間が少々慌ただしく、隙を見計らっての創作、投稿となる為、不定期且つ、まったりになる可能性が高いですし、何の予告もなく更新が止まったりする事もあります。どうかお許しください。 ※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。 ※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ぐるぐる～なドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。 ※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。

帰還者である俺ルークが生まれたこの星には、精霊がいるおかげでスキルという魔法がある。なのにそのスキルがうまく使えない人が大勢いるらしい。　 上下水道は完備しているのに、温かいお湯が出ない！？　 時計がない？時間に追われる生活はしたくないから必要ないって？　 時々謎の亀裂ができて危険だから外出もままならない？　 　 前世の記憶を色濃く持った少年ルークが、楽しくも頼もしい家族、精霊たちと共に暮らす、のんびりまったり、ちょくちょく無自覚無双ライフ。　 二章まで完。三章学生編突入！ R15は保険のために入れております。 人生初の小説を初投稿中。 最後まで書き切ることを目標にしています。 楽しんでいただけたら嬉しいです。

ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。 ここは、どうやら転生後の人生。 私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。 有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。 でも、見知らぬ世界で貴族生活？いやいや…私は平凡な日本人のようですよ？…無理です。 “前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。 そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。 ちょっと？訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。 高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。 大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。 という、少々…長いお話です。 鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…？ ※お話の進度は遅めです。申し訳ありません。 ※この作品は他サイト様にも投稿しています。 ※より良い作品にするため、時々改稿しております。

　瑠唯（るい）の双子の兄・涼介（りょうすけ）は、瑠唯がプレイするゲームを見ているうちに突然言い出した。 　これ、俺の前世だ、と。 「『巡る世界の五重奏《クインテット》』明治が六十年続いたあとの、架空の大正時代が舞台の和風乙女ゲーム。妖魔が出没する帝都で、一定期間妖魔を寄せ付けない『結界』を張る能力者の中ではトップの実力を誇る、名門有馬家の令嬢、翠扇《すいせん》がヒロイン。その力は重宝されるものの、結界が行き届かない地域や、効力が切れた場では妖魔が跋扈する。妖魔と戦う能力を持った五人の攻略対象者《イケメンヒーロー》たちと協力して妖魔のボスを倒すまでの一年間、イベントをこなしつつ推しヒーローとの好感度を上げてハピエンへ！」 　ゲーム攻略サイトにのっているあらすじを読み上げてから、涼介は自分のキャラはこれだ、と説明をしてくれた。 「有馬彩花《ありまいろは》。女性が当主となる有馬家の令嬢で、力の強い能力者としてちやほやされていたものの、当主の姉で本来なら正当な当主であったはずの伯母の娘翠扇《すいせん》が現れてから、生活が一変。帝都を覆うほどの結界を張る能力がある翠扇に世間の注目が集まり、二番手の娘に凋落。そのことから激しく翠扇を憎み、数々の嫌がらせを行う。特に、処女性と能力に密接な関係があると考えられていたことから、翠扇の周りにいる攻略対象者たちに翠扇を襲わせるべくことあるごとにけしかけ、あの手この手で罠を張り巡らせる。十八禁要素はほぼ彩花の策略から始まるので、意地悪な姉にもかかわらずファンが多い。あ、これ十八禁なんだ？」 　はい、そうです。うっかり家族の前でプレイしていましたが、十八禁ゲームです。 　瑠唯の動揺には構わず、涼介は「おそらくこの世界とは平行世界である和風乙女ゲームの世界」で起きた出来事を話し始めた……！ ★完結必須コンテスト参加中のため、エピソードの区切りで一度完結とします。 ＊タイトルに「※」マークのある箇所はあとがきに設定＆登場人物紹介があります。 ＊作中で年齢制限に関する内容に言及することがありますが、本編で直接の描写はありません。（コメディ的扱いですが苦手な方はご注意ください） ＊他サイトにも公開しています。

王子は愚かだった。 真実の愛に酔いしれ、私を断罪すれば全てが思い通りになると思っていた。 私が、前世の記憶――日本の弁護士だったという記憶――を持つことも知らずに。 婚約破棄？ええ、喜んでお受けします。 ただし、法に則って。あなたの不貞も、国の金を使い込んだことも、全て白日の下に晒した上で、満額の慰謝料をいただきます。 後悔したってもう遅い。これは、全てを奪われた令嬢による、知略と論理の華麗なる復讐劇。

王家に嫁ぐために生きてきた侯爵令嬢フィリア。しかし謂れのない理由で婚約破棄と国外追放を受け、魔物だらけの森に捨てられてしまう。だが、その時彼女は思い出した。自分が「猛毒フグの卵巣さえヌカに三年漬けて喰ってしまう悪食民族=現代日本人」であった前世を！食べる物が毒草と毒蛙と毒キノコしかない……だったら毒を抜いて食べればいいのよ！新しい人生をおいしく堪能しているうちに、なぜか美貌の王弟殿下が釣れました。何でも食べる君に一目惚れして結婚したいって、正気ですの？！※この作品は短編で投稿した「いいえ、悪食令嬢です」https://ncode.syosetu.com/n6848jk/を加筆修正した連載版です。エピソード4前半までは、ほぼ短編版と同じです※この作品は一部に両生類・爬虫類が含まれます※この作品はフィクションです。良い子は有毒な動植物を食べないでください。

転校生が来る――ただそれだけのはずだった。 夢の中で俺は、縁側で微笑む着物姿の女と穏やかな時間を過ごしている。 だがその笑顔は、時折、氷のような冷たさを覗かせた。 そして現実の教室に現れた黒髪の美少女は、まっすぐ俺を見つめ、言った。 「……やっと会えました、旦那様。――紅葉です」 初対面のはずの彼女は、俺の知らない名を呼び、ためらいなく抱きしめてくる。 胸をよぎる既視感と、背筋を這う恐怖。 これは偶然か、それとも――前世から続く、逃れられない“何か”の始まりなのか。

気づけば見知らぬおっさん（神）に泣き抱き着かれていた。話を聞くと元友達（神）のいたずらで、犬系種族が絶滅危惧種みたいになっているのを俺に救ってほしいらしい。なんで俺なんだよ！　俺救う力ねぇよ！　大切なのは気持ちと言葉だと！？　さっきのことを思い出すぜ……わかったよ、行けばいいんだろ！　　　　　　 俺、死に掛け？スパルタ修行？？救助？？？　死にかけの人？から子犬（黒柴）を託される始末。俺の異世界生活どうなっちゃうのー？でも癒し（黒柴）がいる限りは頑張れる！ ※主人公の心情多めかもです。 学業優先なので不定期更新です。 更新が遅くても、温かい目で見守ってください。お願いします。

事故で命を落とした日本の女子大生、美緒が目を覚ますと、そこは愛読していた恋愛小説の世界。しかも、転生先はヒロインをいじめて最終的に処刑される“悪役令嬢”だった——。 「こんな結末、誰が受け入れるっていうの？」 物語通りの破滅を避けるため、美緒は小説のヒロイン・小百合と友好関係を築き、ヒーローである王子・レンには近づかないよう心がける。 ところが、その冷酷な王子は、美緒の“前世”を知っているような態度を見せ始め……。 前世の因縁？ 物語の秘密？ そして、彼が知る“本当の私”とは？ 運命が封印される舞踏会まで、あとわずか。 結末を書き換えるのは、ヒロインではない——悪役令嬢、あなたです。

ヒロイン溺愛のシスコンお兄様（予定）×悪役令嬢（予定） 小説の悪役令嬢に転生した令嬢グステルは、自分がいずれヒロインを陥れることに失敗し、獄死する運命であることを知っていた。 その運命から逃れるべく、九つの時に家出を決行。平穏に生きていたが…。 ある日彼女のもとへ、その運命に引き戻そうとする青年がやってきた。 その青年は、ヒロインを溺愛する彼女の兄。自分の天敵たる男の接触にグステルは怯えるが…彼はなぜだかグステルにぜんぜん冷たくない。それどころか彼女のもとへ日参し、大事なはずの妹も蔑ろにしはじめて──。 優しいはずのヒロインにもひがまれて、おまけに実家にはグステルの偽者も現れ物語は次第にグステルの思ってもみなかった方向へ。 運命を変えようとした悪役令嬢予定者グステルと、そんな彼女にうっかりシスコンの運命を変えられてしまった次期侯爵の想定外ラブコメ。 コミカライズ企画進行中です アルファポリスさんにも同作品を投稿予定です。

魔王を封じ、古代語を操り、空すら裂く魔法を使った“千年賢者”。 だが彼女は、最後の瞬間にこう願った。 「次こそは、平和で、戦いのない世界に生まれたい」 目覚めた先は、日本。 魔法の気配ひとつない、スマホと制服とカレーのある、どこにでもあるような世界。 少女の名は「ユイ」。転生した元・賢者は、今や中学二年生だ。 勉強？ 体育？ 恋バナ？ そんなの魔導書にも載ってなかった！ だけど人の心は、魔法よりも複雑で、時に美しい。 前世の記憶とチート級の頭脳を隠しつつ、 ユイは「普通の生活」を満喫しようと決意する。 ――だが、この世界も“完全な平和”ではなかった。 人の負の感情に取り憑き、静かに広がる“黒い影”。 誰にも見えないその異形を、なぜかユイだけが感じ取れる。 かつての魔力はもう使えない。 けれど、それでも守りたいと思った。 笑い合う友達。優しく叱ってくれる母。 あたりまえだけど、かけがえのない「今」の日々を。 これは、最強だった少女が“魔法のない世界”で見つける、 “ほんとうの強さ”の物語。

※ギャグテイスト関西弁BLの軽めR-15作品です。過激な表現はありませんが、苦手な方はご注意ください。 気づいたら転生していた。 しかも、前世の親友――タクミが主人公のBL小説の世界で。 俺はというと、皇太子に執着してバッドエンドを迎える“悪役令息”。 ……だったけど、記憶がなかった頃に婚約者候補を辞退していたらしく、現在は友人ポジション。 「さっさと攻略してストーリー終わらせてくれ」と頼んだら―― タクミはなぜか俺を選び、「アキトを攻略する」とか言い出した。 （……いや、お前、攻略対象じゃない俺を攻略すんの！？） 逃げても、突っぱねても、元親友は止まらない。 “攻略対象外”の俺が、元親友から逃げられない恋の話。

「こんな小説見たことない…！」実話ベースの摩訶不思議輪廻転生奇譚。 読者様、何をお求めですか？ 実話ベースの輪廻転生譚？ 異世界転生ものも悪くないがちょっと変わったものが読みたい？ 現実世界の権力や抑圧、差別にプロテストする話？ 家族愛や人類愛？ 詩情溢れる異色ロマン？ 金髪？美形？悪役？ これ一作で御用達できますぜ 「東洋人は、死んだらそれで終わりなんじゃなくて、魂は永遠に続くと考える。でも聖書の『魂は不滅である』というニュアンスとは少し違ってて、同じ魂がまた別の肉体に宿って、別の存在として『生まれ変わる』と考えるんだ。『業』とか『因縁』といって、また前の人生と同じようなことを繰り返したり、同じ人に出会ったり、逆に自分のやった悪いことが自分に返ってきたりもする、という発想がある」 (本文・第二章より) 序盤がおもしろくない、取っつきにくいと感じる方は三章か五章からどうぞ。

次期公爵である優秀な兄と、母によく似た美しい妹。その間に挟まれた「公爵家の長女」たる私は「王太子の婚約者」でもあった。今日、婚約解消を申し出られるまでは。 いずれ王妃になるのだからと努力を重ねてきたのに、婚約者の王子の隣には噂の男爵令嬢。 「あなたはよく努力しているわ。でも、それだけなのよ」。王妃に追い打ちをかけられ、失意のうちに帰宅をした私に告げられた父の決定は、それまでの私の全てを否定するものだった。自室で泣き伏せた私が見た夢は全く別の世界のもので。「私の、前世？」 全てと決別して新しい自分を生きることにした「公爵家の長女」だった私の物語。 ＊1～14，16～20話が短編版と同じです。（15話ゲームは短編の構成上カットされています） ＊21話からが連載版です。 ＊カクヨム様でも掲載しています。

　“兄のことは好き。でも、それはきっと恋じゃない”──そう言い聞かせていた。 　フォン・リーベンタール伯爵令嬢の自慢の兄・ジークハルト。 　兄の勧めで、私は人生の伴侶を探しはじめた。それなのに目で追ってしまうのはいつも隣にいた兄の姿。 　だが、兄の横には突然現れたクラリッサ令嬢の存在に、心は大きく揺れ動く。 　そこに“ゆったりとした春の陽だまり”のような温かな存在のコンラートに出会って──。 　兄の心には前世の想いが、私の心には名前のない感情が──すれ違う時間の中で、私は少しずつ“恋”の形を探していく。 　前世で恋人だった兄妹の切ない恋の物語──。

「神曲」あとがきです。