[-1-]
作者:稀葉/作品情報/Nコード:N8857LB
連載中 (全10エピソード) |
世界を救った“元”聖女、言葉を失って追放。――居場所は食堂、相棒は不機嫌な剣士。過去と陰謀をほどきながら、もう一度〈生きる〉物語。
封印の儀の直後、異邦の聖女ミワは王太子リュミリエルに見捨てられ、言葉さえ通じないまま王都を追われる。路地で追っ手に囲まれた彼女を救ったのは、かつて共に旅した無口な剣士ノクスだった。
居候先は下町の食堂《カローレ》。温かな台所の匂い、 “あテテまる(あたたまる)”からやり直す接客、子どもたちの遠足の引率――失った言葉と自尊心を、ミワは一つずつ取り戻していく。だが町には再び瘴気の影。常連客の青年ガル、魔法師サヴィも巻き込み、ミワの“聖女だった過去”が現在へと侵入してくる。
語られるのは、勇者一行と旅した日々、そして禁書が映し出す古い神話――天の父神フィリウスと娘アストリア、王城が「神のゆりかご」と呼ばれる理由、そして“聖女の願いはひとつ”という厳しい理(ことわり)。真実に触れたとき、ミワは「救った世界のあと」をどう選ぶのか。ノクスは“聖剣の使い手”として、ただ一人の彼女をどう守るのか。
追放、再起、日常、政治劇、そして小さな手仕事とごはん。泣いて、笑って、立ち上がる。“世界を救ったそのあとで”を丁寧に描く、再生と恋と赦しのファンタジー。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 シリアス 男主人公 女主人公 魔王 勇者 西洋 魔法 ハッピーエンド #異世界召喚 #追放 #聖女 #再出発 #恋愛 #ざまぁ #シリアス 最終更新日:2025/09/19 07:36 読了時間:約60分(29,693文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 14 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
[-1-]
検索時間:0.0208070秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。