瘴気が世界を蝕み、父は兵士として従軍した。 小さな村で母と暮らす少年リオは、ただ母を守るために剣を握る。 しかし彼には“世界を導く光の加護”が宿っていた──。 王都からの召命を受け、旅立つ彼の前に待ち受けるのは、想像を超える試練と運命の戦い。 少年が光となり、世界を変える物語が今、始まる。

自身の夢が突然異世界「ラーウ」と繋がった！ そこにリスのような姿で迷い込んだイサネは、川に流されていた赤ん坊を助ける。サラスと名付けられたその子には「感情が育たない」という呪詛魔法がかけられていた。 白の魔女・アメリアから「この世界の危機を解決するためにやってきた来訪者」だと言われ、まずはサラスを育てることに。 サラスは18歳の誕生日に魔法が弱まり、「愛情」以外の全ての感情を育てられるようになった。 そしてサラスのことを18年見守り育てたイサネは、元の世界へと帰る事に迷いが生じる。 アメリアの助言でサラスとイサネは一緒に世界を旅する事になる。 サラスは今まで育てられなかった感情を育てながら、生みの親と「愛情」を探す旅。 イサネは帰るか止まるかを迷い続けながらも、自分がラーウにきた理由「世界の危機」を探し解決する旅。 体は大人とリス、心は子供と大人。 そんな二人の物語。 (2017/11/22 投稿開始)