【動物好きの青年がひょんなキッカケで、いろんな怪異を引き寄せ、巻き込まれる！？】 　大学進学とともに上京して約１ヶ月。田舎育ちで動物好きの壱（いち）は都会の動物の少なさにくわえて、慣れない新生活に疲れ切っていた。 　待ち望んだ連休を喜んだのも束の間、課題の多さに憂鬱な気分になっていた。 　そんな帰り道に見かけた”もふもふ”な尻尾を追いかけ、堪能しようとするが・・・気がつけば男の怒声とともに地面へ蹴飛ばされた。 　それが、”小野　壱”青年の怪異な日常生活のはじまりだった…。 「で、できることなら、なな、なんでもしますからっ！　その、だから、い、命だけは勘弁してください!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※１年ぶり？息抜きで新連載はじめます（中編） ※毎日２２時頃→時間変動→完結しました！ ※区切り重視のためページごとに文字数が変動します。 ※誤字脱字や怪異ネタなど、あたたかい気持ちでお読みください。

佐藤リナは、高校に入学して早々に、突然人の心の声を聴くことができる力に目覚めてしまった。 父親の話によると、亡くなった母の先祖が心を読む妖怪サトリだったらしい。 人の心の汚さにショックを受けて、たくさん人のいる所にいけなくなってしまったリナは、それを治すために、あやかし専門で心療相談を受けている粟根のもとでアルバイトをすることに。 お皿の黒ずみが気になる河童、ただ涙する人魚、吸血衝動に耐える吸血鬼、夫婦喧嘩で雷を鳴らしてしまう雷様…… 様々な問題を抱える妖怪達の悩みを予想外の方法で解決していく粟根のもとで、リナは少しずつ心の本質を知り、受け入れていく。 ※スターツ出版文庫様にて書籍化することになりました！ 書籍版のタイトルは『あやかし心療室　お悩み相談承ります！』で、２０１８年１２月２８日（金）発売予定です。 注：書籍版とweb版の改稿具合が凄まじく、もはや別物です。