西暦2045年の東京は、“多様性を尊重する街”だ。そして今日も…… 『8時45分になりました。東京のニュースをお伝えします』――

　八礼屋礼司(やれや れいじ)は激怒した。 　必ず、かの傲慢すぎる教育方針を変えねばならないと決意した。 　生徒の個性を重視する新教育方針『個性化教育』が推し進められる現代。 　すなわちキャラ立ちこそ正義。 　キャラが濃いやつが成功者で、それ以外は十把一絡げの道端の石ころなそんな社会。 　ある意味ディストピアなこの世界で、舞台は個性化教育最先端の学園の中。 　脱落せずに卒業できれば人生安泰の人気者。キャラが立たねば即退学。 「それがどうした。こんな学園ブッ壊してやる」 　キャラ立ちが全ての学園で、やれやれ系主人公枠として特待生となった礼司は反旗を翻す。 　全てはキャラ立ちに縛られた友達や、大切な人を守るため。 　個性豊かな生徒たちがアホな教育方針をぶち壊すための青春物語。

　なぜなろうの高ポイント作品を書籍化しても意外に売れなかったりするのか、という問題を独断と偏見で探っていきます。

　突然ですがあなたのもとに書籍化のオファーが届いたらどうされますか？ 　飛び上がって喜び、速攻でオーケーと返答されるでしょうか？ 　でも書籍化って本当に喜ばしい出来事なんでしょうかね？ 　そんな書籍化の闇の部分を皆さんに少しだけお見せできればと思っております。 　なお、本作品は書籍化にある種の夢と幻想をもっている方、残酷な現実を知りたくない方にはオススメできません。 　そういう方は今すぐブラウザバックしてください。 　そうでない皆さんは覚悟を決めて是非ご覧ください！ 　※なお本作は作者のユーザー名は原則伏せております。 　　当然のことではありますが、特定の作者を貶めるために書いた作品ではありませんので。 　　あと作者の特定につながりそうな固有名詞もなるべく使用を避けておりますので、それらの点をご了承いただければと思います。 　　そしてこの現実を広くユーザーの方に広めるために評価、感想などいただけると嬉しいです。

　AV新法が交付されて約５年のこと.....日本中からアダルトビデオの文化が根絶した世界。 　ある意味ディストピアな世界でAV業界の自由と平和を守るヒーローが現れた！！ 　ぶっちゃけ一発ネタです。

　仕事を終え、最寄り駅に降り立ったその時は‥‥　まだあんな悲劇が待っていようとは思いもしなかった‥‥‥

狂っているのは世界の方です。 短編です。