確かに聞こえた筈なのに、勘違いだった事はありますか？僕はしょっちゅうなんです。話し声だったり、名前を呼ばれたり、家で足音が聞こえたり。 それは幽霊の声だったかもしれません。もしくは誰かの心の声が漏れ聞こえたのかもしれません。小人が家を走り回っているのかもしれないですね。 でも大抵は勘違いです。家に誰も居ない時に聞こえる足音、家鳴りですよ。名前を呼ばれた？きっと名前を呼んで欲しいあなたが聞いた、空耳です。⋯⋯⋯⋯だと良いですね。 ※なんちゃって大正・昭和辺りの時代です。 ※特に怖くないです。ホラーの看板を掲げる事を躊躇するくらいです。 ※Nolaノベルにも投稿しています。

気が付いたら、婚約破棄をしようとする直前だった。引くに引けない状況中、「何やってんだコイツ」と、前世の自我♀が目覚めた主人公王子と真正面から受けて立とうとした前世の記憶♂持ち婚約者令嬢。魂の誤配送を修正しようと試みた二人だが。 全７話。 正統派恋愛物の必須プロセスたる紆余曲折がどうもうまく張れない作者の精一杯の透明な部分を集めてみました。 地球時間で1700年前後辺りのふんわり時代設定でお願いします。 直接表現は御座いませんが、センシティブな内容（主に下品）として、かなり低空飛行している描写がございますのでR15を付けさせていただきました。