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作者:植木天洋/作品情報/Nコード:N9355GM
短編 |
ほおずき市があると、夏が近づいてきたという気持ちになる。その頃には空気がねっとりと重くなり、湿気をはらんで少し甘い香りがする。あ、夏がくる、と思う。
彼と一緒にほおずき市にいった。近所にある大きな神社で行われている。神社に近づくにつれ、すでにほおずきを手にした中年の男女とすれ違う。これからほおずき市にいこうと、私達と同じ方向に歩いている人達もいる。
浴衣を着た女の子に目をとられながら歩いていると、あっという間にすれ違うのも一苦労というほどに人が増え、夕暮れを吹き飛ばすような暖色の明かりがあちこちを照らしている神社にたどり着く。
神社の境内に入ると、鉢に入ったほおずきがずらりと並べられ、威勢のいい声が上がっていた。鮮やかな橙色のほおずきがひしめき合い、次々に売れていく。少し離れたところに、焼きそばやチョコバナナなど、お祭りではおなじみの出店も並んでいる。子供たちが親の顔を見上げて、自分が欲しいものを指さして見せている。
「行っちゃうよ?」
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 日常 怪談 嗚呼、恐い怖い ホラー 短編小説 最終更新日:2020/09/20 16:00 読了時間:約7分(3,014文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:矢下 真/作品情報/Nコード:N6989EN
完結済 (全8エピソード) |
舞台は現代日本、架空の都市「ほおずき市」
高校2年の主人公、四谷 悠は夏休み初日に補習を受けていた。
幼馴染の雨月 玲を夏祭りに誘おうとしてたが、どう誘えばいいかわからず補習中も上の空。
スマホを片手に悩んでいると雨月 玲の母から「娘が帰ってこない」と電話がかかってくる。
夜の街を駆け、ようやく見つけた雨月 玲は幽霊のようになっていた。
少年と幽霊が織りなす、短い夏の出来事。
この作品は「https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9173775」にも掲載しています。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: スクールラブ 日常 ラブコメ 最終更新日:2018/01/29 04:06 読了時間:約101分(50,391文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:まおちゃり/作品情報/Nコード:N5763DG
短編 |
yahooブログ「おもいで文庫」に掲載した作品を、再度推敲の上投稿するものです。
今回は、母方の祖母との思い出を綴ってみました。ご自身のおばあさまとのエピソードを重ねながらお読みいただければ幸いです。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 祖母 思い出 俳句 浅草 浅草寺 四万六千日 ほおずき市 あさま 認知症 痴呆 ほのぼの 命 占い 運命 一期一会 最終更新日:2016/04/24 12:34 読了時間:約21分(10,062文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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検索時間:0.0041990秒
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