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作者:藤堂慎人/作品情報/Nコード:N4800KS
連載中 (全18エピソード) |
主人公さくらは高校生。中学の時にウェルナー症候群(早老症)を発症し、見た目は中年のため、高校進学時、いじめのターゲットになる。それをかばうクラス委員の敦。敦には小児まひの弟がいるため、弱者に対する思いやりが強い。健康診断できちんとした検査をアドバイスされ、検査入院によって病名がはっきりする。その後、定期的な検査の中で気になる数値が見つかり、入院する。問題の病気はガンだった。ウェルナー症候群の場合、発症しやすく、さくらに病魔が牙を向けたのだ。医師や両親は病名を伏せるがそれもできなくなり、ついに告知する。優しい性格のさくらもさすがにそのことに対して怒りを露わにし、精神的に落ち込む。敦はそういうさくらを毎日見舞いで励まし、互いに恋心が芽生える。その心情はさくらの夢で形になる。さくらの心情を日記で表すという新形式の表現方法の作品で、立体的な視点からその変化を把握できる内容。令和版「愛と死を見つめて」を意識した作品。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 シリアス 女主人公 和風 現代 青春 悲恋 ガン ウェルナー症候群 最終更新日:2025/07/14 16:41 読了時間:約40分(19,685文字) 週別ユニークユーザ: 254人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:睦月計時/作品情報/Nコード:N9882DJ
短編 |
佐藤春夫さんの著書『田園の憂欝』を読んで印象に残ったセリフ
『私は、呻吟の世界でひとり住んで居た。私の霊は澱み腐れた潮であつた』
が強く印象に残り書きました。
なろうらしくない作品だと思います。
◇◇◇
ウェルナー症候群に罹った私は、親と繋がりの深い老人ホームに入れられた。
親に捨てられた私は老人ホームでの生活を始める。
そこでは優しい人ばかりだったが、自分がまだ一七歳だと思うと「ここにいるべきでない」としか考えられなくなっていった。
私はついに老人ホームから逃げ出した。
《こちら広報とよはしです。豊橋警察署から行方不明者のお知らせがあります。××町の篝雄介さん、一七歳の男性が、本日午後一時頃から行方不明となっています。特徴は、身長一四八センチ、やせ型、白髪混じりで、白いプリントTシャツ、青のGパンを身に着けており、腰には白黒のチェックシャツが巻いてあります。見かけた方は、最寄りの警察署までご連絡下さい。》
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 青春 男主人公 シリアス 現代 ホラー要素あり 神隠し? ウェルナー症候群 田園の憂欝 豊橋 東岡崎 名古屋 岐阜 鉄道 自殺願望 最終更新日:2016/07/04 00:42 読了時間:約12分(5,658文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 145 pt ブックマーク: 13件 評価人数: 15 人 評価ポイント: 119 pt |
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