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作者:881374/作品情報/Nコード:N7135GL
完結済 (全4エピソード) |
大阪の街中に貼られた、5年後の万博のPRポスター。
紅い肉塊に青い目が生えているという、醜悪極まるそのシンボルマークは、何かの冗談かと、物笑いの種になっていた。
──しかし、いつしか私は、気づいてしまったのだ。
果たして、国や大阪府や大企業等が絡んでいる、国際的なイベントにおいて、このような(いろいろな意味で)不条理な図案なぞ、本当に採用されるであろうか?
ひょっとして、
そう、ひょっとして、
あくまでもシンボルマーク自体は、万博にふさわしい正当なものであるというのに、私の視覚が──つまりは、脳みそにおける認識が、狂っているだけではないだろうか。
──それに気づいた瞬間、私の世界は一変した。
そう、美しい少女は醜い化物に、醜い化物は美しい少女に、反転してしまったのである。
果たして、狂っているのは、私自身か?
それとも、世界そのものなのか?
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 珍しく、全年齢版? エログロが無いだと? 2025年大阪万博 駅(すぽ2025) いのちの輝き あのキモいロゴマーク クトゥルフ ショゴス 沙○の唄 ……シテ……コロシテ 軍艦擬人化美少女 魔法少女(=ゾンビ) 量子論SF 集合的無意識 ネトコン12感想 最終更新日:2020/08/27 14:31 読了時間:約26分(12,821文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 4 pt |
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