壊れた物を直すだけなら、誰にでもできる。 けれど、壊れてしまった「時間」まで繋げられる者は、世界にひとりしかいない。 【復元師エーヴィヒ】 彼女の手が触れれば、砕けた花瓶の欠片からは、かつてその部屋に差していた夕暮れの光が、そっと溢れ出す。裂けた手紙からは、交わされなかった言葉が音を持ち始める。 彼女の復元は、再現である。 それは依頼者にただ記憶を視せるのではなく、過去の一瞬に立たせるということ。 後悔も、喜びも、痛みも、喜びも、ありのままにその場で再び生き直すことになる。 「なぜあの時、娘は泣いたのか」 「なぜ、自分は助けられなかったのか」 依頼者は思い出に触れるのではなく、向き合う覚悟を問われる。 復元師は語らない。ただ、静かに時を繋ぐだけ。 ※カクヨムにも掲載中です。

超常的な現象を起こせる力を身に着け治安活動を行う職業『栄勇《えいゆう》』 そんな栄勇の1人であるリーベエーヴィヒは失恋で落ち込む中業務中にとある人物と出会う。

舞踏会で俺、第一王子で王太子のアルト・エーヴィヒ・レシエンテが魔女に対して暴言を吐いたら、俺は眠ったまま茨の中に閉じ込められてしまった。そして、再び目が覚めた時には俺の騎士であるアインスト・ウェトゥム・ノウスに犯されていた。 小説家になろう、pixiv、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています

エーヴィヒ王国は獣人と人間暮らす国である。 13歳になったエリーナはデビュータントで王宮を訪れた。そこで『運命のツガイ』に出会ったが2人は一緒にいる事が出来なくなる。 そんな時エリーナはこの世界が小説の中だと気づく。 エリーナ達家族に支えられて運命と生きる事が出来るのか？ 何も考えずに読めます。

事故で私は、死んだ。 そして転生した先が、プレイしていた乙女ゲームの世界だった。 記憶が戻った時に前世の事がなかなか振り切れなかった私…この世界で生きて行く為に、生き残れる様になった。 …しかし。 転生してから何年も経って、気付いたら、目覚めた場所は、前世の日本？ 本編(ティリアフラウ)は完結しました。 初めての作品なので、読み辛い部分が多かったと思います。 それなのに沢山の方にお読み頂き、感謝しております。 とても嬉しくて調子に乗ってside執筆中です。 私自身が本編で気付かなかったけれど…明かされなかった部分がsideで少しずつ明かされたりしています。不思議。 本編よりも長くなる予感…。 sideベヒューテン完結しました。 sideエーヴィヒ…最後になります。 話としての結論は本編で示されてはいますが、エーヴィヒ…よく暴走するので色々とんでもない事になりそうです。 もしかしたらこの話を書く為に、［帰還］を無意識に最初からR-15指定にしたのかもしれません…。 少し話数等を整理しました。 2021/08/16完結しました。 ご覧頂いた皆様、本当にありがとうございました。 2022/07/03 ずっと悩んだ結果、extra２を投稿しました。 悩むなら入れた方が良いかな？と。 有っても無くても変わらないかもしれませんが、自己満足です(苦笑) 読んで下さっただけでなく、評価を付けて下さった方。 ありがとうございます。励みになります！

ルカ・エーヴィヒは自らの性別を隠し、初恋の令嬢であるメリッサ・ブリーズの友人の立場を獲得していた。 メリッサは王太子の婚約者という立場であったが故に、彼女の側にいる為にどうすればいいのかと考えた末の行動である。 友人という立場を利用して、自らの気持ちをメリッサに伝え続けるルカ。 本当の意味での想いは伝わらないが、伝わってしまえば彼女の側にはいられない。 伝わってしまったら、婚約者のいる彼女がどんな答えを出すか分かりきっているから。 側にいられるなら、と、女装を続ける王子の片想いの話。

鋼鉄の夢本編では書かれなかった、エーヴィヒとクロードの、何事もない一日のワンシーンを描きました この作品は「n5781cg」の二次創作です。作者より許可を頂いています。というか私が作者だ。