魔法使いのツバキは東のエデンでは非公式の競りにリュカに案内されて向かうが、そこで魔法使いの天敵とも言える魔術師のケイリックに会い、突然プロポーズされる。 その場はケイリックが一旦引き下がったが後日、リュカの元に宣戦布告をしてきた。 ツバキ、リュカ、ケイリックそれぞれの立場や思惑はどう動いていくのか。 そして競りで偶然ツバキが購入すると決めた少女は何者でどう関わっていくのか。

西方のウェールズに住む、魔法使いは日ノ本から来た『神道』を聖道とする神主だった。 神道とは自然崇拝する聖道であり、西方では人間と希薄になりつつある『妖精』も自然界の住人。 神主で薬師でもあるツバキは神事やアロマを使って、妖精と人間との関係を戻すために 東のエデンの組織からの依頼や妖精たちからの相談事で毎日忙しくも充実した日々を送っていたが、それを邪魔する『魔術師』が現れる。 魔術師からすれば妖精は魔術を扱う際の『道具』でしかない。 その魔術師とツバキの上司であるリュカという人物、それぞれの立場や感情が入り乱れていく。

死文字と共存している高校生、佐藤健太。 そんな彼を救うのは親か？親友か？はたまた…。 佐藤健太という一人の少年の繊細でリアルな心情の変化を表した青春物語。

婚活したいと思っている無趣味なおっさん。 唯一自慢できるのは持ち家と広めの庭。 もし街コンの、アピールポイントに”庭に魔法陣が描ける”と記載して 喰いつくような子が居たならば・・・ 良いぞ！そういう相手と仲良くなりたいっ！ 魔法も何も関係ないけど、庭に描かれるのは 魔法陣をイメージした適当な幾何学模様と何かしらの生贄。 裏庭で繰り広げられる魔法陣ライフがスタート！ あれ？婚活どこいった？

えっ！将棋なのに1ターンキルされたっ！？ 将棋アイドルクリッカー"SHOGI IDLE CLICKER" 基本無料のVR育成型将棋ゲーム。 クリッカーとアイドルを混ぜ合わせ、駒を育成する放置ゲーム。 貫通する香車、移動距離がおかしい桂馬、シールドを張る銀、遠距離攻撃が可能な金 そして5回連続で移動する歩兵。 将棋を模しながらも、本来のものとはかけ離れた挙動をする駒 本来はCPUとの対戦を前提としたゲームバランスであったが 運営の気まぐれで、その育成した駒での対人戦が可能となった。 CPU相手に有効だった圧倒的火力によるゴリ押しも、対人相手ではそうもいかない。 相手の死角からの奇襲、駒の強化によるステルス化、行動阻害や、防御まで 対CPUでは死にスキルと言われたものも、対人相手なら活用できる。 相手に将棋をさせない立ち回りから、相手のスキルを封じて将棋に持ち込み打ち破る等 育成次第で様々な戦略が取れることから熱狂的なファンが付いてしまった。 そんな将棋アイドルクリッカーに挑む若者の物語である。

シャーリー クレインはサウスダコタの私立小学校の教師になって二年目 昨年は仕事に追われノースダコタの実家に帰省出来ずじまい 久々の我が家 家族団欒の一時 友人との再会 人一倍強い家族の絆のうらにはある暗黙の了解があった… ノベルアッププラス掲載中

この世界にほとんどの者たちに知られずに生活をしている魔法使い達がいる。 ある者は危険を感じ取れたり、またある者は枯れそうになっている花に元気を与えたりする特殊な力を持つ者たち。そんな彼らを総称して魔法使いと呼ぶのだが・・・。 今とある場所で普通に高校生活を送る一人の男子高校生、朝倉庸介。彼もまた魔法使いと呼ばれる者の一人であり特殊な力で、困っている人を助けたりする優しい心の持ち主。 平和でのんびりした学園生活を楽しみたいと思う庸介に様々な人たちと出会い、別れ・・・そして結ばれていく、そんなちょっと甘く切ない恋の物語―――――――――。 かもしれない？

口のよく回る男がいました。 男は良いことも、悪いことも思ったことはすぐ 口にしました。男はそんな調子ですから、 つい口に出してしまったのです。 いつもの調子で楽しげに……。 それは、この国では口にしてはいけない言葉でした。男は怒らせてはいけない人を怒らせてしまったのです。それ以来、男は怒りによって自身と自身の色を失い。今までの恨みによって、他人を傷つける言葉を口にすると身体がバラバラにばらける呪いをかけられてしまいました。