有名な場所といえば、大昔に閉鎖されてしまった銀山ぐらいしか無いような、人も産業もない日本のどこかの片田舎。 祓魔師と呼ばれる怪異狩りを専門に生き残ってきた地方豪族の末裔の少年九浅寺颯馬は、ある日山に獣の怨霊が出るという事で様子を見に行ったら、銀山の廃坑跡から不思議な空間へ迷い込んでしまった。 目の前には銀山の龍。 地元の山の神みたいなものに出会ってしまい、これは恐れ多いと畏まっていたら、龍は勝手に話を進める。 「そこの若者ちょうどいい。ウチの養女の警護を命じる」 横には都内のイケイケバリキャリOLみたいな現代的な風貌のシティガール、藤市國江が微笑んでいた。 「手下ガチャのSSRゲットだぜ」 腕っぷしの良い手下を手に入れた娘は大喜び。 そんな彼女は怪異や霊を引き寄せて力を増幅させる、不思議な体質を持つ女の子だったのだ。 平穏で変化のない田舎で彼女をきっかけに起きる怪異譚。

孤独は嫌いじゃない。

東京、渋谷の街 そこから始まる　わたし　の物語。 ほぼノンフィクション。 東京の中心のシティボーイ、シティガール 彼ら、彼女ら、いろんな場所のいろんな人々 今の私を作り、取り巻く人々、たわいもない東京で過ごす日々。 私を変える彼との出会い。

ショートショート短編集です。既に投稿済みの作品を「実写」のテーマに沿って纏めた形です。