ラダは前世の記憶のある少女だ。 前世は精霊の愛し子で、恋した王女のためにその命を投げ出した青年だ。 生まれ変わってからも精霊に愛される体質は変わっていないが、彼女は決めていた。今度こそは報われない恋はしないと。 けれども、前世の因縁は向こうからやってきて、彼女を惑わす。 前世を過去のことだと元王女はいい、前世で殺してしまった敵側の王子は彼女に罪を問う。 前世（過去）の償いをしようと、死の覚悟と決めるのだが、元王女がそれを止める。 元敵側の王子は、現在の立場、人生、愛によって、前世と訣別する。 今を精一杯生きようとするラダたち。 過去とは関係ない恋を思うのだけれども、そうもいかず。 そうしているうちに新たなる過去の因縁が現れる。 過去は過去だけど、一部であること受け入れ、ラダは遂に自分の思いを認める。 ノベルアップ+、カクヨムにも掲載。 86話で完結。 87話から100話までは番外編、後日談、前世の話です。

　世界は異能に溢れている。人が手から炎を出したり、雷すら落とせる世界。 　そんな世界に生まれた貧乏学生の進藤歩は問題を起こした罰として突然解決部という部活に放り込まれる。　そして解決部に入ったことを起点に進藤は厄介事に巻き込まれていきその中で自分が何者なのか疑問を持つようになる。 これは進藤が何故世界に異能などというものがあるのか、自分がどんな存在なのかを知る物語。

ヒューマンと魔族が争う中、神々から聖剣を賜って選ばれた初代勇者はしかし戦いのさなか行方をくらましてしまう。二代目となった少女ティアは初代と共に行方知れずとなった聖剣を探すためにエルフの里にやってくるのですが、そこにいたのは畑を耕す初代勇者！？ ※武器っちょ企画派生作品 こんなタイトルとあらすじですがコメディとシリアスは半々となっております。【完結】済みです。