高校三年の瑠奈は『Luna』という名前でアーティスト活動をしていた。顔出しはしておらず、その活動を知っているのは母親と双子の姉の瑠衣、それから彼氏の湊だけだった。ある日、そんな瑠奈の元へとスノードロップの押し花が届く。それは、しおりのようなかたちにラミネート加工されていた。一体誰が、何の為にやっているのか。全てが明らかになる時、複雑な人間関係が絡み合う。

白髪の少女・シオンは「外とは異なる世界・ルーニャ」に連れてこられてしまう。 しばらくの軟禁生活の後、ひょんなことから一国の権威者・ノアと関わり、その頭脳を見込まれ研究の道を歩むことに。 個性的な人々に絡まれつつ、自身の個性と知的好奇心で逆に彼らを振り回してゆく。 これは、そんなシオンのマイペースな半生の物語。

父親と同じく、アメリカ陸軍特殊部隊【ブラック・ナイツ】に所属していたリオン探堕(２５歳) ５年前に死別した父親に続き、離婚していた母親も死去した報せを受けてアメリカ陸軍を退役し、１０年振りに日本に帰ってきた 妹も母親と同じ心臓病を患っていたので、一緒に住み彼女を世話する為だったのだが…

不羈奔放（ふきほんぽう）とは、何にも縛られない自由な様であるとか。 舞台は多種多様な種族が生存する1つの世界。 主人公『朴木棗』は基本的に金額次第で行動し、よく行動を共にする『神楽フレア』と死ぬほど仲が悪い魔術師。 神楽フレアは棗達が属する『何デも屋』のリーダー『セイン＝ポドリファ』に心酔する魔法使い。 セイン＝ポドリファはそんな2人を、どうにか表面上でも仲良く出来ないかと頭を悩ませているような、いないような亡霊使い。 そんな3人が仲良くなった訳は彼等の子供時代にあり……？ 棗は旧友『すおー』を探しに、フレアはセインの願いを叶える為と私欲のために。 セインは何デも屋が属する、『スノードロップ』の行方不明になった社員を捜索するために。 その為に過去に約束した少年、少女を仲間にするために。 慎重に。 けれど大胆に色んな場所に足を運び、命知らずに業務をこなす。 【異種族異世界ハイファンタジー】＋ちょっと痛いかもしれない……ドキドキするかもしれない……そんな話。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本作品は残酷な描写が含まれるシーンには◤◢がついていますので、お気をつけ下さい。 今回のテーマは【関係】だと思ってます。 基本日曜日の夜投稿です。 たまに木曜日と日曜日の二回投稿する時があります。

都内で偶然出会った社会人の|慶永《よしひさ》と学生の|紫苑《しおん》は、互いに惹かれ合うも、あることがきっかけで離れ離れになってしまう。 友情、愛情、家族、そして命。 辛い過去を背負いながらそれと向き合っていく。 死後の世界、縁国（ニルヴァーナ）で過ごす2人はわずかな時間の中で無事再会できるのか？

大学時代の仲間と再会するため、冬の街に立つ香織。 その胸には、言葉にできなかった想いと、今も続く迷いがあった。 待ち合わせの途中、彼女は不思議な花屋と出会う。 降りしきる雪の中で手渡された一輪の花が、香織の心に少しずつ変化をもたらしていく。 これは、忘れかけていた“素直な自分”を取り戻す、静かで温かな再出発の物語。

誰よりも愛した婚約者アルノーは、華やかな令嬢エリザベートばかりを大切にした。 病に臥せったアリシアの「行かないで」――必死に願ったその声すら、届かなかった。 壊れた心を抱え、療養の為訪れた辺境の地。そこで待っていたのは、氷のように冷たい辺境伯エーヴェルト。 人を信じることをやめた令嬢アリシアと愛を知らず、誰にも心を許さなかったエーヴェルト。 スノードロップの咲く庭で、静かに寄り添い、ふたりは少しずつ、互いの孤独を溶かしあっていく。 これは、春を信じられなかったふたりが、 長い冬を越えた果てに見つけた、たったひとつの物語。

ブティック『スノードロップ』で働くライラは、ある夜ひょんなことから女装オーナーであるスノウの秘密を知ってしまう。 しかも秘密をバラしてしまわないか近くで見張るためにと、スノウから直々に「助手兼事務員兼世話係」に任命されてしまった――！ 訳も分からぬまま、翌日から仕事であちらこちらへと出かけて行くスノウに連れ回されることになるが。実はライラにとっても、これは大きなチャンスだった。 様々な苦労を背負っていたライラにとって、給料アップが約束されたこの仕事を断る理由もなく。秘密をバラすつもりもなかったライラは『スノードロップ』オーナーのスノウの右腕として、仕事中は常にそばにいることになる。 雇う側と、雇われる側。上司と部下として過ごす時間が長くなればなるほど、スノウとライラはお互いの知らなかった一面を知り、やがて惹かれ合っていく。しかし臆病な性格が邪魔をして、互いにあと一歩を踏み出す勇気が持てずにいた。 そんなある日、誰も予想していなかった大事件が起きて――。 訳ありオネェ系ヒーローと自覚なし苦労系ヒロインとの、甘酸っぱい恋の行方は!? ☆2025/3/14　完結！ ※この作品はカクヨム様でも掲載しています。

時は2354年。反政府グループは4人の女戦士が集まる【スノードロップ】だけになってしまった。 新月の夜、暗くなった帝都を襲撃し、ハンブル帝国の首長ルーカス・クラシアの首を狙っている。 しかし、首長の下に付く何千もの兵士に囲まれ、捕まる前に帝都から脱出する。そういう戦闘が増えていた。 彼女たちは、生まれつき持つ魔力と知恵を活かし、政府の兵士との数の差を埋めていた。 それでも、数の差は埋まりきらず、とうとう、スノードロップは囲まれてしまう。 リーダーのエルトゥーヤはどうするべきか必死に考えていた。 ※本編は完結しておりますが、季節に応じた番外編をお届けいたします。 (このお話もようやく6000pv。お楽しみ頂けているのであれば幸いです)

「雪が降ると、主人がね、帰ってくるんです」 　越冬のため、小さな町コルタに留まることになった行商人のロシュ。 　宿を提供してもらう代わりに朝市へ買い出しに行く仕事を引き受けたロシュは、帰り道に寒空の下で雪を待つ若い女クロエと出逢う。 　雪が降る頃に出稼ぎに行った夫が戻ってくるのだ、と語る彼女。 　しかし、彼女の夫は一年前に雪山で遭難し、亡くなっているのだった――。 ※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。

スノードロップの花言葉になぞられたお話

【不死身の姉、魔剣と化した妹が魔物を狩る話】 山間の小さな村に父親と暮らすエルラ、リリの姉妹。豊かとは言えないながらも、平穏な田舎の庶民としての生活を送っていた。しかし、そんな平和な村はマモノの襲撃で滅んでしまう。生き残りとなったエルラ、リリだったが、エルラは瀕死の重傷を負い、リリは魔剣へと変身させられてしまっていた。魔族の祝福により異能力に目覚めたエルラは、その貰い物の力と魔剣化した妹を利用して「仕返し」することを決意する。姉妹は復讐と妹の姿を取り戻すため、狩人となって戦いに身を投じることとなる。 ※「カクヨム」にも投稿しています。

とある機関で働いていた私は命を落とした。 目覚めたら女神っぽいなにかに、死に戻りを命じられたんだけど！？ しかも、あのスノードロップを落として来いってどういうことよ！？ 世界を救うため、女神に言われた通りミッションをこなしに死に戻った私。 未来は私が守る！

その少年は神に愛された。そして、神に呪われた。少年は産まれる前に父親を亡くし、母親に憎まれ、母方の家によって分家に回され、その分家では人を人として扱われる事はなかった。姉と妹も引き離され、婚約者も婚約を破棄せざる終えなくなった。人としてではなく、奴隷として扱われ、人体実験のサンプルとしても扱われた結果。彼は力を得る変わりに視力を失った。そして戦闘兵器として、戦い続けていく。愛する家族を、愛していた人の為にその命を捧げる。瀕死の状態で他の世界の女神に異世界転生転移に誘われたり。異世界転生転生転移させる為に刺客を送られたり、他の神々に命を狙われる。それはまさしく、神々から【祝福】であり【呪詛】。だが、神々が最終的に求めているのは………。

少女は、少年に興味を持った。 少年は、少女に興味を持たれた。 少女は、少年を求めた。 少年は、少女に買われた。

玉（ぎょく）、月（ゆえ）、杏（しん）が、スノードロップという国の最高戦力部隊を解体するために奮闘する。 舞台は、華楽国（からくこく）。 政府は"国の宝は民だ"として、国長（くにおさ）としてその席に座る。殺される前に殺してしまおう。と。 しかし、自分の手を汚したくないとスノードロップ（国の殺し部隊）を編成する。 玉（ぎょく）を筆頭に『こんなことは間違っている』と、解体を求める。 華楽国とアルタイア、龍元（りゅうげん）の3カ国と人との絡まり合い。 大きな戦争が始まろうとする。 苦しい過去と悲しい未来を繰り返さないように。 ー3人の女の子が自由を求め、奮闘する。 ”苦しむ女の子は私たち3人で終わりにしよう” それぞれの辛い過去と3人で乗り越えてきた苦難。 ーーこれからの未来のために。 "自由"と"平和"を。

スノードロップの花がのような、寒い時期の終わりと新たな始まりを迎えるストーリー

☆完結しました。 2023年8月31日。新堂綾介(20)は子供の頃に見た『魔法少女☆スノードロップ』ブルームーン役の声優、君島碧(33)の大ファン。 キャラクター名と同じブルームーンと呼ばれる満月が見える夜に『スノードロップ』の続編発表を聞き、浮かれた拍子に階段から転落してしまう。 目が覚めると、そこには若き日の碧の姿が！綾介は2010年1月30日にタイムスリップしてしまっていた…！

伝説の吸血鬼狩りの息子であるトーマは、 任務によって討伐対象となった半人半吸血鬼少女の奏と出会う。 しかし、トーマは彼女の反応から彼女の闇を感じてしまう。 偶然かもわからない二人の出会いと、必然的に紡がれていく二人の物語。 これはスノードロップにも似た純粋無垢で儚げな少女と、 そんな少女を穢させまいと守る優しき少年の、 甘くほろ苦い歩みの物語。

［恋愛は自由］という言葉が浸透しきった近未来。そんな未来でも恋愛とされてはいけない感情がある。当たり前に感じるはずの恋愛感情を当たり前だと思わせてくれない世界に若者が抗っていく。