2023/6/16書籍版に合わせたタイトルに変更しました 「お前らいい加減にしろよ！　俺は魔剣技師で何でも屋じゃねぇし、ここは工房で、食事処じゃねーんだよッ！！」 　日本人だった前世の記憶を持ってこの世界に生まれた主人公バッカス。 　彼は子供の頃に神が振るう神剣と呼ばれる武器を見た。 　それ以来、彼は神剣に憧れそれに迫る魔剣を造ることを夢に、魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れた。 　そして現在――２７歳のバッカスは、酒好きの多い町ケミノーサで魔剣の研究をする片手間に、日用品の魔導具を造ったり魔術士として何でも屋を手伝ったり昼行灯として食事をしたり酒を呑んだりしながら生活している。 　魔剣だけ造っててもお金にならないので仕方が無い。 　神剣にこだわり続けてても生きてはいけないから他のモノも造る。 　いつかは神剣に迫る魔剣を造りたいがそれはそれ。　 　魔剣技師バッカスは好き勝手生きている。 　酒を呑むのは好きだし、食事も大好き。料理そのものは趣味ながらプロの域。 　何でも屋としても腕利きで、魔術士として戦闘するのもお手の物。 　気づけば餌付けしてしまっていた友人知人に囲まれて、魔術の腕前頼りにやたら厄介事が舞い込んでくる気がするけど気にしない。 　口は悪いがお人好しのバッカスは、喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悪さをされながら、日々の生活を営んでいる。 　冒険控えめ、食事は多め、時々バトルな、スローライフ気味異世界生活を送るバッカスの雑記帳。 　これは――強き芯を抱く者たちの幻想譚。 　カクヨムにも掲載しております。 　書籍版１巻 2023/7/14 発売

「私と——結婚してください」 　Dランク冒険者ゼクトはある日の朝、エルフ族の受付嬢のダリアから熱烈な告白を受ける。けれど日常の一部となってしまった告白をいつものように断り、依頼を受ける。 　ゼクトは山で薬草採取依頼を終えると、山の異変に気付き、どうするか迷うも異変の元へ向かう。 　そこに倒れていたのは一人の女性。 　駆け寄るも触れてみると冷たく、人形だとわかる。山に人間と相違ない人形があることに異常性を感じたゼクトはすぐさま危険を感じ取り、下山しようとすると人形から声が――。 　「なおせ」 　と。 　これは過去に傷を負い、リリの村で半スローライフ気味な冒険者生活を送っているアラフォー冒険者ゼクトが、精霊人形 《エレメンタル・ドール》 ホムラを直すことにより、過去を乗り越え、ダリアと向き合い、前進していく物語である。 ＊本作は「ノベルアッププラス」さま等でも公開しております。

緋星で生ける者 (ひせい) 社会、会社、上司、重圧、柵、家族、友人、全てから逃げていた臆病な青年は24歳という若さで死去する。 2度目の人生は異世界で農民の子"フィル"として生を享けるが、前世より過酷で逃げることの許されない現実が待ち受けていた。 剣は敵を切り裂き、魔術は人を効率的に殺す。 人が戦場に出れば兵士となり掠奪と凌辱を生業とする。 人が森に入れば魔物の餌となる。 人が村を出れば賊の獲物となる。 戦乱と魔が溢れる世で全てから逃げてきた男は生きるために戦い、理不尽、敵、戦争という存在に立ち向かう。 注意　序盤はスローライフ気味です。 誤字脱字歓迎 モチベ維持のためにも評価等いただけたら幸いです。

学校の放課後に教室で昼寝していた天宮春菜は寝ている間に勇者召喚に巻き込まれ死んでしまう。それを哀れに思った神（白い玉の様な見た目）は異世界転生を進めてきた。剣と魔法ファンタジー世界に転生することになった春菜は能力に関する要望を神に伝えてチートステータスを持って転生する。転生先でチートアイテムであるアルカナシリーズを手に入れ自由気ままなスローライフを目指すのだった。 初投稿なので暖かく見守ってください。 後、趣味で投稿予定なので不定期こうしんです。 よろしくお願いします。