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作者:鍋島五尺/作品情報/Nコード:N3773IB
短編 |
どうしてこんなことになってしまったのだろう。
人を殺すかもしれないという予感はずっと前から確かにあった。こんな混乱の時代なのだから仕方ない。兵役に出ることは僕にとってある種の輝きを持っていたことも間違いじゃない。
級友たち含め、僕ら青年は皆祖国ソビエトのために戦うことを誇りに思っていた。革命の流れに押し出されるようにこの世に生を受け、そして故レーニンの意志を受け継ぐ人民として力強く育った。20歳になった日の朝、もうすぐ僕は兵役に就くことを知った。家族と離れる悲しみはあったが、それでも自分が死ぬわけはないとたかを括っていた。それに、あの忌々しいナチスにとどめを刺してやれることが何より嬉しかった。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 時代小説 男主人公 西洋 戦争 近代 昭和 第二次世界大戦 日ソ戦争 ソビエト侵攻 日本軍 満州 関東軍 ナチス ソビエト連邦 レーニン 最終更新日:2023/02/06 20:00 読了時間:約9分(4,394文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:白樺道子/作品情報/Nコード:N7023HT
連載中 (全3エピソード) |
樺太で育ち、終戦間際の旧ソビエト侵攻により、14歳で着の身着のまま北海道へ引き揚げてきた洋服屋の孫娘「みっちゃん」
みっちゃんは北海道で厳しい青春時代を過ごし、その後、突然に中学校の教師「みちこ先生」になりました。
そんな彼女の淡く懐かしい想い出ばなしの数々。
【樺太編】【北海道編】【教師編】と分かれますが、投稿の時系列は、ばらばらです。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 日常 私小説 ホームドラマ 洋服屋 洋裁 戦争 樺太 引揚げ 少女 教師 中学校 思い出 北海道 最終更新日:2022/12/13 10:01 読了時間:約3分(1,394文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
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