ある日、刺されそうになっていた少年を庇って死んだとある男、次に目が覚めた時その体は頑丈な鎖で束縛されていた。もしかしてSMプレイ真っ最中・・・、なんてはずもなく色々とピンチな状況に置かれていて右も左も分からない。しかしそんな彼を助けるべくご都合主義が口を開き・・・。 　これはその男が魔王となり、世界をめぐる物語である。 ＊章概要 　出会い：その男、リュートがギルレオン王国の一員となるまでのお話。 　魔人との激闘：ギルレオン王国を脅かす赤髪の魔人との闘いを描いたお話。 　新たなる魔王：リュートが魔王へとなる、その過程を描いたお話。 　諸外国との交流：周辺国家との交流を描くお話。 　ギルレオン建国祭（予定）：リュートが建国際のために奔走したりするお話。

　現代の裏社会にのみ存在する、魔術師。彼は一時期のみその裏の社会で腕が立つ魔術師だと有名であったが、所属した結社の策謀によって殺されてしまう。 　そんな彼が目を覚ました先は剣と魔法の世界で、俗に言う『異世界』。そこには魔術師は存在せず、代わりにいるのは剣とともに戦場を駆け巡る剣士や、魔法を駆使する魔法使いに魔導士。 　そんな世界に転生してしまった彼は、戸惑いながらもただ1人の魔術師として生きる決意をする。 　これは前世での魔術や科学の知識を生かしつつ、無属性魔法しか使えないと罵られようともいつの間にか裏で無双してしまい、そして『空挺魔術師』と恐れられるようになる少年の物語である。 　内容が薄いと言われようとも、ダラダラではなく読みやすい作品を目指します。よろしくお願いします。