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作者:川上桃園/作品情報/Nコード:N8389EC
完結済 (全18エピソード) |
美しいものを見たいと願った十九歳の春も過ぎ、二十二歳で就職しないで進学した。
昨今人文学系にはしょっぱい世の中。理系の建物は新しく、文系予算は今いずこ。入ったからと言って就職に有利になるわけでもなく。理系院生と比べれば奥地の山岳民族がごとき希少性。モラトリアムじゃないと信じたい。
神坂紫(かみさかゆかり)、二十二歳。専攻は日本文学。現実とはかくにむなしき。ビッチな妹は家に帰ってこないし、やたら出会う「鳥足くん」に後輩のスイーツ男子、思わせぶりな元同級生(女)とは何かと縁ができている。
枯れかけた今になって微妙に日常が変わりつつある文学女子の明日はどこだ。
――昨今の文学女子はたくましいのです。
タイトル読みは「むらさきろまんす」。
「わたしの愉快な旦那さん」と同一の世界観ですが、恋愛要素薄め。前作を読まなくとも問題なし。
不定期更新。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: R15 日常 青春 女主人公 現代 大学院生 文学女子 ひねた主人公 年下 ビッチ妹と戦う 恋愛 古典文学 ネトコン11 最終更新日:2022/04/15 20:00 読了時間:約105分(52,149文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 170 pt ブックマーク: 48件 評価人数: 9 人 評価ポイント: 74 pt |
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